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映画『ウォーカー』 狂気の独裁者を描く

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 2021年7月27日
  • 読了時間: 3分

更新日:2024年10月4日

 こんにちは、 Dancing Shigekoです!


 今回は、映画”ウォーカー”を紹介します!


[基本情報]

 監督:アレックス・コックス

 脚本:ルディ・ワーリッツァー

 製作:ロレンツォ・オブライエン / アンヘル・フローレンス・マリーニ

 製作総指揮:エドワード・R・プレスマン

 配給:ユニバーサル・ピクチャーズ

 制作年:1987年

 上映時間:95分


[登場人物]

ウィリアム・ウォーカー:エド・ハリス

 アメリカの大佐。実業家バンダービルドの依頼を受けてニカラグアの統治に向かう。

 エド・ハリス主演の映画を見るのは初めてかもしれない。見た目はしっかりしているのだけれど、ウォーカーは戦術に弱そうだった印象を受けた。


[内容]

 1853年、ウォーカーは私兵を連れてメキシコで戦っていた。政府が戦わない代わりに自らが国土を広めるために戦っているという。

 アメリカに帰国後、裁判にかけられるが無罪放免。そんな彼に実業家バンダービルドから依頼がある。商売品の輸送に経由するニカラグアの治安が安定しないため、なんとかして欲しいと。

 ウォーカーは結婚を控えていて、結婚後、新聞社で静かに暮らすことを妻と約束していたが、バンダービルドとの面会後、帰宅すると妻がコレラで亡くなっているのだった。連れ添う伴侶を失い、ウォーカーはニカラグアへの出発を決意。58人の兵を連れてレアルホに上陸。現地の自由軍カスティヨンとムニョス将軍の協力を得て、リバスへ向かう。そこで待ち伏せにあい、多くの部下を失ったがウォーカーは先へと進んでいく。

 一度はニカラグアの将軍を大統領に立てたものの反逆行為があったとして、処罰。代わりにウォーカーがニカラグアの大統領となって統治していく。やがて反乱分子が増え、グラナダが落とされると、ウォーカーもまたホンジュラスで処刑されるのだった。

[感想]

 実在した人物の独裁を描いた作品。

・映画にまでなるウォーカーとはどんな人物だったのか

 実在した人物が映画の題材になる。一体、どんな人物だったのか。なぜ、彼が映画の題材になったのか。そういった興味を持って鑑賞。

 見てる限り、人徳がとびっきりあるようには見えなかった。戦術に長けている印象もなく、あったのは決断力の高さだろうか。反逆したものには容赦無く死の制裁を加える。兄弟までも処刑してしまうくらいなのだから、非情。その辺りがこの人物が映画になった理由という印象。

 ニカラグアの大統領になった人物がいたというのを知ることができたのは面白い。

 中でも印象的だったのは、とある街に到着した時に、待ち伏せにあって銃撃にあう。それでもウォーカーは突き進んでいく。周りの部下が次々と銃弾に倒れていくのに、ウォーカーだけが全く当たる気配がなかったのが印象的な場面。


・血の吹き出方が過激

 それにしても銃撃戦で次々と兵士が倒れていく場面。血の吹き出し方がひどい。やりすぎなのでは、と思うくらいに血が吹き出る。かなり大量の血が出ていて、痛々しい。それに一体どれだけの兵士が死んだのだろうか。惨さが目に付く作品。

・その時代にヘリコプターはなかったのでは?

 1855年くらいの出来事、ニカラグアからアメリカ人を脱出させるときの場面。ヘリコプターがないはずなのに、ヘリコプターが登場する。これは明らかに時代背景と異なる。調べてみると、これはこの時代も、今も何も変わっていないという監督の皮肉がこもっているということらしいのだけれど、そんな予備知識ない中、見ていた自分には”あれ?”って感じだった。他にもこの時代にないものがいくつか登場していたらしい。意味深な作品だった。

鑑賞日:2021年7月25日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!



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