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  • 執筆者の写真Dancing Shigeko

映画『PUSH 光と闇の能力者』能力者同士の追跡劇を楽しむ

更新日:2022年8月20日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 今日は1日。ファースト・デイサービスで映画を安く見ることができましたね。休日の1日は混みそうです。


 今日は映画『PUSH 光と闇の能力者』を紹介します!


[登場人物]

ニック:クリス・エヴァンス

 念力の能力者ムーバー。手に触れずに物を動かすことができる。幼い頃に父親に花を持った女の子が来るから助ける様に父に言われ、今に至る。

 キャプテン・アメリカ役のイメージが強いクリス・エヴァンスだけれど、この作品ではニック役として見ることができた。髭面だったからか、自分の能力をまだ使いこなせていなくてキャプテン・アメリカほど絶対的な強さがない感じがあったからか。無難にハマり役という印象でした。

キャシー:ダコタ・ファニング

 予知の能力者ウォッチャー。未来のことが見えるが言葉にすると変わってしまうため、絵で描く。しかしその絵心の無さで、たまに違うものに勘違いされる。母を助けるためにニックに助けを求めに来る。

 ダコタ・ファニングはダコタ・ファニングって感じてしまう。髪の毛を部分的に赤く染めて、この映画内での個性を出そうとしているものの、なぜかダコタ・ファニングに見えてしまう。キャシー=ダコタ・ファニングなのかもしれない。絵心がないと本人は言っていたけれど、虎の絵とかかなり上手だと個人的には感じた。

キラ:カミーラ・ベル

 相手を操れる能力者プッシャー。ディジビョンで実験中の薬を投薬されて、唯一生き残った能力者。その際に薬を黒いケースに入れて持って逃げ出す。ディビジョンと香港の闇組織から追われる。ニックと交際していた過去を持つ。

 初めて見る女優。眉毛がキリッとしていて、どこか不安を抱えているような目が印象的。役柄か、それともその表情からか、操られているのか心の中が読めない感じが印象的でした。

フック:クリフ・カーティス

 ものを違うものに見せる能力者シフター。バーで飲んでいたところニックに頼まれ、キャシーの母を助けるための黒いケース探しに協力する。

 クリフ・カーティスはどうしてもマトリックス という印象が強く、まだまだそこから私の中で抜け切れない。それでもこの作品の中では、次々と物を違う姿に変えて相手を騙して行く様子はすごい。特に数字が書かれた紙切れを取り出して、支払いをする辺り、この力があったらお金要らないって思ってしまうほど、羨ましい能力をいい感じで表現していました。

ピンキー:ネイト・ムーニー

 ものを隠す能力者シャドー。キラがディビジョンのスニファー(触れた物の匂いを嗅いでそれに触れていた人物の行動を追跡できる能力者)に見つからないように隠す協力をする。

 いかにもという感じのキャラ。

エミリー:ミン・ナ

 匂いを嗅いで行動を追跡できる能力者スニファー。ニックとキャシーに協力して、黒いケース捜索の手助けをする。

 ERの頃は頼りない感じだったけれど、本作品ではいい感じ。匂いを嗅いで、人物を追跡して行く様子が妙に板についていた。

[内容]

 ニックのところにキャシーが助けを求めにやってくる。ディビジョンに捕らえられている母を助けたいと相談を持ちかける。花を持って現れたことから、ニックはその少女が父の言っていた子だと考え、協力する。キャシーが描いた未来の絵を見ながら手がかりを追う。

母親を救うために、ディビジョンから逃走中の女性を見つける必要があるといい、香港の街中を行動。そして見つけた女性はニックが昔交際していたキラだった。彼女がディビジョンから持って逃げ出した薬が母親を助けるための鍵ということで、次は薬の入った黒いケースを探しに行く。

 その薬を狙って香港の闇組織、さらにはディビジョンのガーバーらが追いかけてくるのだった。


[感想]

 特殊な能力を持った人たち、それぞれの能力には名称がついてきて、逃げる側(ニックら)と追う側(香港闇組織)、ディビジョンにも同じ能力者がいる。香港闇組織のウォッチャーからの追跡を逃れるために、決断するのを避けないといけないと言って提案した手紙を使う作戦。その作戦が功を奏して、相手を騙すことに成功する。同じような能力を持った物同士を騙そうとするのは大変なことなのだろうって感じる。

 ニックと同じムーバーのヴィクターは数十人の武装した敵を前に全く動じることなく倒して行く。能力者と一般民との間の実力の差を感じる。それでも能力者同士の戦いでは、叫び声で相手の鼓膜をも潰すブリーダーの方が上で、ヴィクターは香港闇組織のブリーダーにやられてしまう。ということはブリーダーが最強なのかと思いきや、叫んで緩んだ建物から降ってくる木材に押しつぶされて死んでしまう香港闇組織のボス。能力的には強くても、どうやら思考の方は最強ではなかったみたいと突っ込みたくなる。

 では、能力者で最強はプッシャーということか。相手を思いのまま操ることができるというその能力。キラもディビジョンのガーバーに操られてしまっている感じ。果たして、どの能力が一番強いのかというところには興味を持ってしまう。

 内容はそう言った能力者同士の追跡劇。相手の裏をかくために作戦を実行する。ニック、キラ以外のみんなが与えられた手紙の内容は何だったのだろうか、その部分に興味を持ってしまう。

 香港を舞台に追跡劇が繰り広げられる本作品、夜景が綺麗と景色を楽しむこともできる作品。

 結局、最後の最後までの結論が描かれず、果たしてどうなったのか。この先は見終わった各人で想像してくれということなのか、それとも続編への含みなのか。

全体を通じて、無難に楽しめる作品だったという印象です。


 鑑賞日:20年11月1日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また明日!


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