こんにちは、Dancing Shigekoです！
毎日新聞を読むのが良い、そのような内容を先日見かけました。これは実践しておきたい部分です。
さて、今日は書籍『幸せがずっと続く12の行動習慣』を紹介します！
[基本情報]
著者：ソニア・リュボミアスキー
訳：金井真弓
監修：渡辺誠
出版社：日本実業出版社
出版年：2012年
ページ数：295ページ
[目標]
十二の行動習慣のうち、一つでも自分で実践できるものを見つける
[目次]
PART1 幸せがずっと続くためにすべき事
1 自分で変えられる40%に集中しよう
幸せがずっと続くプログラム/何が自分を幸せにしてくれるのか？（バンドで成功したロックスター、ニールの場合/テレビショーで整形手術を受けた40歳のデニス)/「ポジティブ心理学」で探る幸福への鍵/幸福を決定する3つの要因/可能性は自分で変えられる「40%」にある/幸せになるための練習/幸せの波及効果
2 幸福度の測り方
（苦難の連続でも幸せなアンジェラ/幸せそうなのに自身がないシャノン)/幸福度数とは？/「幸福」にまつわる誤った神話（誤った神話その1～幸福とは、見つけるもの～/誤った神話その2～幸福とは、環境を変えることで得られるもの～/誤った神話その3～幸福とは、生まれついてもっているもの～）/生活環境が幸福に与える影響はわずか/「物質的な富」は幸福に影響するか？(物質主義によって失われたもの/「美伝による影響力をら実証したヘレンとオードリー/生まれた時に引き離された双子)/幸福と不幸は、遺伝子によってどこまで運命付けられているか？/「自分で変えられる40%の行動」とは？(ドイツの結婚生活調査が示した「結婚と幸福度の関係」
チェックシート<幸福度スケール>
3 幸せになるための最適な行動の選び方
最適な行動を選ぶための3つの方法(①自分の不幸の原因に合わせる/②自分の強みに合わせる/③自分のライフスタイルに合わせる)/「私には向かない！」と思っている人へ/幸福度診断テスト
チェックシート<幸福度診断テスト>
PART2 幸福度を高める12の行動習慣
チェックシート<オックスフォード幸福度調査>
1 感謝の気持ちを表す
感謝すると、幸福度が高まる8つの理由/いますぐら誰にでもできる「感謝を表す4つの方法」(①「感謝日記」をつける/②様々な感謝の表し方/③絶えず新鮮な方法を取る/④直接、感謝を伝える)
2 楽観的になる
「最高の自分像」を書き出す/楽観的な考え方をすると、どんなプラス面があるのか？/「楽観的な自分になる」ための具体的な方法(「最高の自分像」日記をつける/「目標と小目標」に分ける/障害となっている考えを突き止める)/楽観的な考え方を習慣にするために
3 考えすぎない、他人と比較しない
「考えすぎ」と言う呪縛から自由になるために/「社会的比較」による悪影響/「考えすぎ」をやめる4つの方法(①しがらみを捨てる/②とにかく第一歩を踏み出す/③考えすぎの元になる状況を避ける/④大きな視野で物事をとらえる)
4 親切にする
毎週「親切の報告書」を出すと言う実験から分かったこと/なぜ、親切にすると自分が幸せになれるのか？/親切にも正しいやり方がある(肝心なのは「タイミング」と「変化」/親切は連鎖する)/親切が悪影響を与えることもある
5 人間関係を育てる
人間関係は、果たしてどんなところが素晴らしいのか(「ダーウィンの進化郎」から得られる教訓/周りの人から得られるもの/何よりも必要なのは「愛」/人間関係に、どうやって投資をすればいいのか？(2人だけの時間を作る/「称賛」「感謝」、そして「愛情」を伝える/重要なのは「よいニュース」に反応すること/口論の最中でも仲直りの合図(サイン)を送る/何より大切なのは「夢」や「目標」をパートナーと分かち合うこと)/もし恋人がいない、あるいは恋人が欲しくない場合は？/友情を心から育む(時間をかける/自分を曝け出す/世界共通の友情のルール)
6 ストレスや悩みへの対抗策を練る
ストレスや悩みへの様々な対処法(問題焦点型のコーピング方法/情動焦点型のコーピング方法)/トラウマのプラス面を理解する/トラウマで人は変われるー心的外傷後成長/周りからの支援による効能/悲劇的なことからも意味を見いだす/トラウマに有効な3つのコーピング法(「書く」と言うプロセスを大切にする/トラウマに恩恵を見いだす3つのステップ/反論を通じたコーピング)
7 人を許す
「許す」とは和解することではない/「許す」とは自分のために行うこと/いかに「許す」か(自分が許されることに感謝する/「許している状況」を想像する/許しを与える手紙を書く/共感してみる/相手を大目に見てあげる/あまりくよくよと考えない)
8 熱中できる活動を増やす
フローのプラス面とは/フロー体験の増やし方(関心を向けるものをコントロールする/会話でフロー状態に入る/自分に合った賢い働き方をする)
9 人生の喜びを深く味わう
喜びを味わう気持ちを育む方法(ありふれた経験を楽しむ/家族や友だちと喜びを味わい、思い出にふける/自分自身を過去に移動させる/マインドフルな状態になる/喜びを味わうためのアルバムをつくる/ほろ苦い経験を探す/書くことは「現在」に向かない)
10 目標達成に全力を尽くす
全力を尽くすと、6つの恩恵がある/どんな目標を追求すべきか？(目標は自分で選ぶ/「接近目標」と「回避目標」/環境の変化より、新しい活動を大事にする)/目標を追い求めるプロセス(目標を探すトレーニング/情熱の注ぎ込み方/予言は自己実現を助ける/柔軟な対応は貴重なスキル/目標に向かって前進する5つのステップ)
11 内面的なものを大切にする
心身の健康に宗教的なものが与えるもの/スピリチュアル(精神的)なものごもたらす恩恵
12 身体を大切にするー瞑想と運動
なぜ、瞑想をするべきなのか？/簡単な瞑想の方法/身体を動かす効用/運動をすると、なぜさらに幸せになれるのか？/運動のせいで気分が悪くなったときは？/幸せな人のように振る舞う/永遠の微笑か、永遠のしかめっ面か？/笑うと、もっと幸せになる
PART3 40%の行動習慣が続く5つのコツ
1 ポジティブな感情をより多く体験する
ポジティブな感情は人生の意味を見つける力になる/ポジティブな感情の源泉はどこにあるのか？
2 タイミングをはかり、行動に変化を起こす
タイミングこそ重要なポイント/行動に変化をつけると、効果は何倍にもなる
3 社会的なつながりを大切にする
4 意欲と献身的な努力をもって人と関わる
意欲を持って、全力を尽くすことの素晴らしさ/忙しすぎる時はどうしたらいいのか？/もし、後戻りしてしまったら…
5 行動は繰り返す事で習慣になる
どうすれば習慣になるか？/大事なのは、とにかく決意を固め、続けること
[注目ページ]
p.120
楽観的な人は、自分自身にとって、より難しい目標を設定する傾向があります。なぜなら、楽観主義のおかげで意欲を掻き立てられ、率先して行動するようになるからです。
興味深い発想。楽観的だから、より高い目標を設定できるというのは、あまり考えたことがなかった。まずは楽観的になることが大切だと気付かされる一文です。
p.170
友情についての世界共通のルールを他に挙げるならば、「友人が陰口を叩かれている時に味方になる」「秘密を守る」「友人の、友人の悪口を言わない」「厚意に報いる」などがあります。
こうして言葉になっているのを読むと、自分の行動はどうだろうか、と気づきを与えられる。友情というのは大切にしたいもの。その基本的なところは、こういう部分なのだと再認識。
[全体感想]
太字だけで中身を把握するのがやや難しい一冊。ボリュームもたくさん。じっくり読んだら収穫が多いように感じる一冊。まずは目次を振り返るところに注力してみようと思いました。
また注目ページ以外で印象に残ったのは、幸せの50％は遺伝的なもの、40%は自分の意図的な行動、10%は環境によるもの。ので、40%をまずは意識的に変えることが大切という部分でした。
[振り返り]
まず始められる部分は、感謝の気持ちを増やすことだろうと感じました。
皆様も、一度手に取られてみてはいかがですか。
それでは、また明日!