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国内ドラマ『秘密』 第6話 直子は藻奈美として前に、平介は後ろを見ている?

執筆者の写真: Dancing Shigeko
Dancing Shigeko
2021年10月2日
読了時間: 4分

更新日:2021年10月10日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 後楽日和な土曜日、皆様いかがお過ごしですか。


 今回は国内ドラマ『秘密』 第6話を紹介します!


 前作の感想はこちら→第5話


 続き見たい度:良 (ランクの定義はこちら) 


[内容]

 平介は藻奈美と一緒に梶川征子の通夜に参列した。その夜、梶川逸美から電話があり、渡したいものがあると言う。逸美を家に招いて食事をして、梶川の形見の懐中時計を受け取った。

 平介は仕事で札幌支店への出張を持ちかけられていた。そのタイミングで沢田美香子に会ってくると言う。またPTAの役員会に参加。橋本先生が非難に晒されているのをみまもるにとどまっていたが、会が終わった後に橋本先生と食事へ行くことになる。

 藻奈美は由梨絵と産婦人科に来ていた。由梨絵は逃げだそうとするが倒れてしまう。そして流産してしまう。

 藻奈美は相馬に送られて帰ってきていた。すっかり遅くなったが平介がまだ帰ってなく安堵すると平介が帰ってくる。彼は相馬と帰ってきている様子を見ていたのだった。相馬とは関わるなと平介は伝える。

 そして札幌出張。沢田美香子に会うが何も話すことはないと突き放される。そこに帰ってきた青年 根岸文也が梶川の息子と直感的に分かり、話しかける。しかし父を憎んでいると言う言葉しか聞けなかった。

 藻奈美は留守の家に相馬を招いていた。

[感想]

それぞれの道が動き出す一話。

・日常の中での非日常

 受験勉強や男友達との会話、友達の妊娠(はあまり日常茶飯事であって欲しくないが)といった日常的にありそうなことが中心の展開に、身近さを感じる。その中で、唯一異なるのは藻奈美の体の中に直子がいるという設定。その事実を知っているのは平介と藻奈美のみ。そのため、周りの人たちは彼らと普通に接する。

 由梨絵は全面的に藻奈美を頼って産婦人科に一緒に行って検査を受ける。頼りに仕切っているし、彼女のいうことに耳を傾けている。母親のような温かさを感じるのではないかと思わせる場面。

 相馬に対しても、ちょっとばかり高校生らしさを見せてみる。そのことを楽しんでいるのではないかとさえ感じる。

 由梨絵や相馬とのやりとりを見ていると、高校生ってこんな感じだったかなと振り返ってしまう。休憩中に勉強をしている様子には、自分が今、その立場だったらどうするかと想像する。まさに一度大人になった直子が高校生をやり直しているのと同じ感覚になるのかもしれないと考えると共感してしまう。

 そんな日常っぽくて、非日常の様子を見ていると、現実とは何かを問いかけたくなってしまう展開。


・藻奈美の心が離れていきそうな気配

 平介との衝突が増え始めている。相馬のことがPTAで話になっていたという流れから、そんな奴と関わるのはやめておけと一方的に責め立てる平介。藻奈美は、相馬を庇う立場をとる。考えてみれば、自分に近くで会話をする相手を貶されたら、擁護するもの。それを平介が聞く耳を持たない様子を見せる。

 ここには妻 直子が誰かと親しくしているという嫉妬心もあるのだろうと思う。もし、純粋に藻奈美だったら、どう扱うのか。もう少し相馬がどんな子なのかに対して興味を示せるのではなかろうか。

 それなのに、平介は梶川征子から頼まれていた沢田美香子の調査や、さらには橋本先生との食事、肩にもたれかかるのを許すなど、隙だらけ。隙というか、直子への配慮がない感じ。こういった行動にはどこか、直子は生きているけれど、直子ではないという複雑な心境が働いているのだと思う。実に難しい感じ。

 「あの人には私は藻奈美なのかな、妻なのかな。」と自問する藻奈美が印象的だった。


・札幌大通りが映る

 札幌TV塔と共に大通公園が映し出される。私もあの辺りは訪れたことがあるので、記憶を辿るのが楽しい。そこを佐々木蔵之介氏が歩いていたのだと思うと興味深い。その撮影現場に居合わせた人たちはどういう人たちなのか。

 雪が積もっている季節。新年を迎えているから雪まつりの準備が進んでいる頃の札幌。寒さを想像すると、暖かい格好が必要だと思うけれど、案外軽装だったのも印象的。また行きたいと思う場面。

 そろそろ波乱が起きそうな気配を感じさせる展開の1話だった。

 皆様の感想もぜひお聞かせください!

 それでは、また次回!


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