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国内ドラマ『民王』第5話 政治は誰のため?

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 後半戦!


 今回は国内ドラマ『民王』第5話を紹介します!


 前回の感想 → こちら


[内容]

#5 革命

 南に頼まれて泰山はフリースクール・ジャカランダに訪問することになった。そこの理事が泰山と翔を入れ替えるきっかけを作った黒幕かもしれないと疑っていたが、空振り。翔はフリースクールが閉鎖されると聞いて、納得できずにいた。システムの隙間にはまったところを助けるのが政治ではないのか、と父・泰山を避難するのだった。

 泰山は翔の代わりに就職の面接を受けにいく。地域の農業を再活性すると言う理念に共感したと話していたところ、採算が合わないからそのビジネスはもうやめていると言う。それできれた泰山は言うだけ言って去る。

 そして泰山は息子の言葉が心に残りイエローキャップ運動を始めるのだった。


[感想]

 翔の意思が少しずつ政治を変えて行く一話。

・予算はあるけれど…

 児童施設の予算を組んだものの、フリースクールまで回せるお金がないという。そんな話をしているというのに、サミットのための食事費用は3000万くらい使う計画でいる。

 こう言った現実を見てしまうと、政治とは一体何のためにあるのかと感じてしまう。

 仕事のお金で出張という名のプチ海外旅行気分を味わいたいと言うのは誰しも考える部分なのかもしれない。会社員か、公務員かの違いは大きいものの、その仕事をしているのが人である以上、そう言った感覚を消すことはできない。となると、いかに効果的にお金を使って成果を出すかに重きを置いて、余ったお金が給与に戻ってくるシステムが存在していたら、皆最大限、お金を上手に使おうと考えるようになるのだろうか。

 そう言った政治と金、あるいは人と欲という部分を考えさせられる内容だった。


・企業理念を忘れた時…

 翔の面接を受けた会社は、人口減少で農業離れしている状況を改善しようと取り組んでいる。その姿勢に共感して面接を受けたという。

 ところがその話をすると面接の場で今は採算が合わなかったその取り組みはやめて、人工的に栽培を加速させる研究をしていると言う。

 元々あったであろう企業理念を捨て、利益追求に走る。ビジネスとは決して簡単ではないとは言え、理念を放棄するのは、企業存続の意義にも疑問。

 理念を追い続けることができるか、と言うのは、何事にも大切なものだと感じる展開。


・早背山大学とは?

 名前を見る限り、早稲田大学をベースにしているのだろうと思うこの大学。いつも名前を見るたびに、どのように読むのか時になってしまう。"わせやま"大学とでも読むのか? きっと今回のイエローキャップの活動は早稲田大学のキャンパスで行われたのだろうと想像を膨らませてみる。

・子供の頃の夢

 泰山も翔も、昔のことを思い出す。翔がまだ幼かった頃の出来事。丘の上の木の下で、夢を叫ぼうと語りかけている場面。

 子供の頃の夢、何だったかなぁとその場面を見ながら振り返る。何かを持っていたような気がするのに、ほとんど記憶にない。

 では、今の夢は何か。漠然とやってみたいことは持っていても、泰山のように総理大臣になりたいと言った分かりやすい夢は持てていない自分に気づく。

 今の自分の夢を考えさせる場面だった。


・南が黒幕なのか?

 そして最後に意味深な場面が待ち受けている。南が謎の女性にUSBメモリを渡している。今回の泰山と翔の入れ替わり騒動の黒幕は彼女なのか?ここまでのところ、そんなそぶりは一切出ていないけれど、この後の展開が気になってしまう。

 果たして泰山と翔は元に戻れるのか。今のままでもいいのではと感じ始める一話だった。

 皆様の感想も是非お聞かせください!

 それでは、また次回!



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