こんにちは、Dancing Shigekoです!
予想していたよりも絵になっているかも。
今回は国内ドラマ『掟上今日子の備忘録』第2話 を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#2 忘却探偵に恋の罠…
鯨井は自らのアリバイを証明するために掟上今日子を探していた。鯨井は元競泳選手で日本代表になったほどの実力者。彼と同じく競泳選手の宇名木の殺害容疑をかけられていた。もう一人、宇名木と口論していたという男が容疑者として挙がっていた。そのもう一人は隠館厄介。掟上今日子は、鯨井の依頼でアリバイを証明するために現場検証をさせてもらうのだった。
[感想]
掟上今日子の恋愛事情が見え隠れする一話。
・仕事が長続きしない厄介
前回の研究室は、大量の社員が入ってきたために解雇されている厄介。続いて、訪問サービスをしていたが、客とトラブルを起こしてクビになると言う展開。ここまで何をするにも向かない人というのも珍しい。
いっそのこと、そのままサンドグラスでバイトをしていた方がいいのではないか、と感じてくる存在。マスターと仲良く話をしているのだったら、本当にそこで働いたらいいのに。それならクビになる心配はなさそう。
・警察も捜査協力を認める忘却探偵
そこに衣装を合わせにやってくる掟上今日子。その場には刑事が二人、マスターと話をしていて、事件の聞き込みをしている。マスターは掟上今日子に仕事が回るように、警視庁に根回し。捜査一家の係長がそこにいた二人の刑事に、掟上今日子になら捜査情報を流していいという展開。その理由は掟上今日子なら寝たら次の日には全てを忘れているからという。
これだけの機密性は確かにすごいけれど、一方で一日で解決できる見込みがなかったらどうするのだろう。やはりそういう場合は、地道に捜査なのだろうか。それとも繰り返し情報をリセットして何とか捜査協力してもらうものなのだろうか。
・厄介、恋敵現る
その掟上今日子に好意を寄せていそうな男が現れる。厄介は、鯨井が今日子さんと呼んでいるのを見て嫉妬。自分は永遠に掟上さんとしか呼べないだろうと卑下している。女性を名前で呼ぶ。それって一つの境界線かもしれない。なんとなく厄介の気持ちが分かるように思う場面。
・自分の行動を推測する
今日子は鯨井と会っていたのが本当かどうかを確認するために、自ら持っていたレシートと、鯨井の話の中から推測。彼と会った後に本屋に行っていることから、実際に会って話をしていたと推測している。自分の記憶がなくて、後から言われた話の確らしさを調べるために、レシートなどから自らの行動を分析。なかなか大変な生活と感じてしまう。これでよく生活が成り立つと関心というか、不思議というか、複雑な感じがしてしまう。
・事件の真相は
そして感電死したという宇名木を殺した方法が今日子の推理によって明らかになる。その内容は至ってシンプル。考えてみたら、誰でも分かるかもしれないという内容。では、なぜみなミスリードされていたのか。
こういう思い込みで犯人を決めてしまう展開を見ていると、人というのはいかに先入観で見る世界が決まるのか、が分かる。恐ろしい。その辺りを客観的に見ることができるというのは、もしかしたら、純粋に記憶がリセットされて、常に新鮮に物事を捉えることができるからなのかもしれないと、今日子の特性を考えてしまう。
恋愛と推理との二段構えの一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!