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国内ドラマ『ルーズヴェルト・ゲーム』第4話 再び逆転!

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 合併話がどう進むのか?


 今回は国内ドラマ『ルーズヴェルト・ゲーム』第4話を紹介します!


 前話感想→こちら


[内容]

#4 大ピンチを救うのは勇気!

 細川はイツワ電器との合併話を持ちかけられていた。対等合併を前提で、合併の暁には細川を社長に迎えると言われ、考えを巡らせている。青島製作所の役員に詳細は語らず、民事再生法の道と合併だったら、どちらがいいかは明白と言って合併を推し進めている感じを出す。

 野球部は都市対抗野球が始まっていた。1回戦は猿田が先発ときにしていたが、7回から沖原が登場。そして観客の度肝を抜く。その様子を見ていたイツワの如月は嫌がらせ電話を始める。

 そして合併の基本契約書の締結日を迎える。細川は、その合併話を飲むように見せて、断る。合併話の裏側で東洋カメラとの業務提携の話を進めていたのだった。


[感想]

 青島製作所の窮地が徐々に風向きが変わり始める一話。

<真っ向勝負>

・合併を推し進める

 ジャパニクスとイツワが一丸となって、イツワが青島製作所と合併することを勧める。イツワだけがその話を持ってくるのならば、純粋にお互いのメリットを最大限に引き出そうと思ってくれている提案に聞こえるかもしれない。しかしそこにジャパニクスが加わったら、どうしても裏があるように感じる。その裏が何か。そんなことを考え始めると、素直に合併を進めてはいけないと細川は考えたのだと思う。

 合併話を考えているように見せて、裏で、東洋カメラとの交渉を始めている。正々堂々とと思わせておいて、常に隠し球を用意しようというのがすごい。経営者というのは多角的に、可能性を模索しているものなのだと感じる。そして見事にその交渉を成功させるのだから、細川の経営手腕もかなりのものだと感じる。

・都市対抗野球が始まる

 一方、野球部は都市対抗野球が始まる。一回戦、猿田だけで試合を終わらせようと考えている。大道の考え通りに試合は進んでいく。データをもとに投球を組み立てると面白いようにアウトが取れる。しかし、体力が課題。少しずつ疲れが出始めて、相手の打線に捕まり始める。そこですかさず沖原を投入。誰もがこれは試合を捨てたのか、と思っているところを沖原がズバッと抑えていく。

 切り札を早々に見せて、観客の度肝を抜いていく。勝つためには、隠し球をおいておくわけにはいかないという流れ。この正々堂々と仕掛けていくのがいい。見事に1回戦に勝利する。都市対抗野球ではどんな結果を築き上げていくのか。


<負けたくないから>

・如月は嫌がらせをする

 その沖原の実力を見て、如月はきっと純粋に勝てないと思ったのだと思われる。沖原に嫌がらせを始める。ネチネチと電話をしていく。最初は沖原も動揺している。とうとう練習場にまで顔を見せにくる如月。真っ向勝負では勝てないから、必死に沖原をグランドから遠ざけようとしているのが見え隠れするのだから、情けない存在。

 そんな恥ずかしいことをした後に、勝負をすることになるのだから、如月がこれで負けたら爽快なのだけれど、果たして3回戦はどうなるだろう?


・坂東は騙そうとする

 ビジネスの方では、細川にまんまと裏切られる形になった坂東。もともと、青島製作所を合併した後には、特許だけを取ろうと考えことが失敗の元だったと考えず、さらに次なる姑息な手を考えているのだから、いやらしい。坂東とは仕事をしたくないって思ってしまうけれど、どうなのだろうか。

<戦いの場>

・ジャパニクスの応接室

 今回はジャパニクスの応接室がよく登場する。諸田・坂東と細川が向かい合って話をするという流れ。基本契約書の契約の時も向かい合って座っている。そんな構図の展開が続く。この構図を見ても対等合併には見えないというのが感覚的にはあるのだけれど、果たしてどういう意図でそんな座り方にしたのだろうか。


・グランドで

 野球部もグランドで戦っている。公式戦が始まり、観客席にたくさんの応援団。その中で試合をしている。最初の頃に比べて、応援団の見る目が変わってきているのを感じながら、試合を勝ち進んでいく。

 野球の試合にもう少し緊迫感があってもいいのだろうけれど、と思ってしまう。やや淡々と勝負が進んでいく感じがある。社会人野球の球場というのは、プロに比べたらだいぶ質素な感じではあるけれど、その分、近くに感じられて一体感は出やすいのかも?などと思いながら野球の行方も気にする展開だった。


 打倒如月、打倒イツワの思いを強くさせる一羽だった。


 皆様の感想もぜひお聞かせください!

 それでは、また次回!



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