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国内ドラマ『ノーサイド・ゲーム』第4話 勝てども苦境は続く

執筆者の写真: Dancing Shigeko
Dancing Shigeko
2022年10月31日
読了時間: 5分

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 一緒に苦境を乗り越えようという勇気を与えてもらえる。

 今回は国内ドラマ『ノーサイド・ゲーム』第4話を紹介します!

 前回感想→こちら

[内容]

#4 リストラに負けるな 仲間を信じて戦え!

 アストロズは開幕戦、満員に近い観客の中で勝利を飾る。好調な滑り出しだったが滝川常務は二試合目以降は観客は少しずつ減っていくものだと言い切る。早いこと不採算部門は切り捨てるべきではないかと言う。

 そんな中、佐々が取引先との約束の時間変更を聞き間違えたり、受注が取り消しになるなどの問題を起こしてしまう。

 滝川常務はラグビー部をますますお荷物扱いする。さらに風間商事の買収話を取締役会で通し、一気に勢いをつけていた。

 アストロズは開幕三連勝していたが観客動員が低迷する状況に、君嶋はもっと宣伝を増やしていかないといけないと考え、出版社の取材を取り付けるなどの取り組みをしていた。

 そして4戦目の強豪との対戦に向けて準備が始まる。レギュラー陣の疲労が見えてくる中、佐々は追加での練習の提案をし、里村が怪我をしてしまう。責任を感じた佐々は退部届を出すのだが、君嶋は大口案件の失注の真の理由を確認してきて、佐々を力づけるのだった。


[感想]

 好調な滑り出しのアストロズに次なる苦境が待ち構えている一話。

<ラグビーを取り巻く環境は刻一刻と変化>

・成績は順調のアストロズ

 紫門監督の効果がはっきりと出て、試合の方は開幕三連勝。さらに昨年度無得点で終わった相手が第4戦で控える。佐倉の分析力とメンバーの粘り強い練習が効果を示して、四試合目も勝利を収める。これだけいい結果を残しているのに、依然、滝川常務には物足りなく見えているのだから大変。

 試合に勝つだけではダメというのが、厳しいと感じてしまう。社会人ラグビーというのはそこまで厳しい状況なのか。今は少しは違うのだろう。この頃はまだこういう厳しい状況だったのをだろうと思うと、当時の方々の努力に敬服。

・仕事では疑問視される

 試合で勝って順調にも関わらず、職場ではお荷物扱いの部員。どんなに勝っても、職場で敵視されていたらいい試合はできないように思う。会社の雰囲気がアストロズを応援できるようになるまでには、まだもう少し時間がかかるのだろう。みんなが応援し合える状況が作り上げられたら、さらにアストロズが強くなるだろうに。立ちはだかる滝川常務によるリストラの影。ここを打破しないことには、明るい未来は難しいのかも。

・集客を上げるために

 いくら試合に勝っても観客が増えないのでは、赤字は変わらない。危機感を覚える君嶋はいろんな働きかけをする。とにかくアストロズを知ってもらおうと言う狙いでインタビューを積極的に受けている。それでも観客は変わらない。次のホームゲームが一つの注目ポイントと思う。果たして、観客は継続して入ってくれるのか。

 他に集客を増やすためにはどんなことができるのか。とにかく勝つことと、話題性のある選手がいることなのだろうか。


<チームを支える人たち>

・父の思いを受け継ぐ佐倉

 試合の分析に専念する佐倉。その様子を見て、君嶋がどうして分析をしようと思ったのか、背景を聞く。するとそこには、ラガーマンだった父親の思いがあることが分かる。父親もアストロズでラグビーをして、キャプテンだった時に優勝したのだと。ところが体調を崩してしまい、桜が中学生の時に亡くなってしまう。

 そんなタイミングで他界した父親の思いを引き継いで、チームを強くしようと思って分析を始めたのだと言う。父親の背中を見て、子供がその内容を受け継ぐと言うのは、実にいい。

・レギュラーではなくてもできることがあることを見せる佐々

 佐々は里村などがインタビューを受けているのを見て、羨ましがり、子供ラグビー教室で教えてあげようと思ったら、他の選手が指名されてショックを受けたりと、自分の存在意義に疑問を感じ始めてしまう。それでも佐倉が分析する資料を広げているのを見たら、整理するのを手伝ったり敵チームの試合を録画してくるなど偵察の力も発揮。

 それだけのことをしているのに、試合で貢献できていない、それだけの理由で自分は不要と思い始めてしまう。君嶋はそんな佐々に、みんな文句は言うけれど、佐々を必要としていることを伝える。チームと言うのはいろんな役割を持った人がいるもので、試合に出るだけがチームへの貢献ではないのだと改めて感じさせる。たとえ出られなくても、できることがあるものだと思う存在感だった。

<各地をめぐる>

・大阪万博記念競技場

 自分の近所の競技場が登場するのは嬉しい。子供のマラソン大会で使うこともある競技場。あのあたりはマラソン大会の時に使った席かもしれない、と思いながらアストロズの試合を見ているのは面白い。撮影のために本当に来ていたのだろうか。だとするとすごい。そして面白い。知っている場所というのは、親近感が湧くものである。


・熊谷競技場

 さらに試合は熊谷でも行われる。実際のラグビーの試合もアウェイに行って試合をする訳で、大阪に行ったり、熊谷に行ったり、普段は府中で試合をしたりと、大変だと改めて思う。全国区のリーグというのは選手にしてみたら、移動だけでもかなりの疲労感なのだろうと思う。

 それにしても府中から熊谷なら、行けそうな距離だけれど、やはりまだファンが詰めかけるほどではないのだろうか。アウェイでの集客を上げるというのは難しい。ただアストロズの試合とは言え、アウェイでの観客動員数を見て、十分ではないと思われるのは、評価の指標としては公平ではないように感じてしまう。まずはホームチームの方が集客に努力をするべきなのではないのだろうか。


 試合では結果を残し、観客収容で苦戦。次なる打ち手が楽しみな1話だった。


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!



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