top of page
検索
  • 執筆者の写真Dancing Shigeko

国内ドラマ"ドラゴン桜" 第6話 合宿でさらに飛躍


こんにちは、Dancing Shigekoです!


久しぶりにドラマの放送日に見ることができました。


今回は国内ドラマ"ドラゴン桜" 第6話を紹介します!


前作の感想はこちら→第5話


続き見たい度:良 (ランクの定義はこちら


[内容]

 文章要約の出来が悪い5人に対して、合宿の宣言がされる。小杉も参加して6人が朝6:00にドラゴン桜の前に集合する。競歩で20周してから教室に入ると、藤井もそこにいた。そして、まず1日目の課題を与えられる。それは、自由時間。早瀬、瀬戸、天野は集中力が続かず教室を出て行ってしまう。岩崎も後を追って出ていく。

 水野が部屋に戻ってくると4人の姿がなくて大慌て。その頃、桜木は岩井、小橋と外出から戻ってくるところだった。彼らに晩ご飯を作らせる。水野は桜木に4人がいなくなったと報告するが、桜木は教室にいると言い切る。実際に教室に戻ってみると4人とも戻ってきていた。藤井、小杉の勉強をする姿に刺激を受けて、頑張っていたのだった。

 晩ご飯を食べた後も、勉強を続ける藤井の姿を天野は目撃、何事もないかのように教科書を読んでいる小杉を見かける早瀬、刺激を受け続ける。

 二日目は国語の特別教師がやってくる。文章は三つのタイプに分かれると言い、同等関係(言い換え)、対等関係、因果関係とあり、中でも同等関係が重要だと言う。すべての教科において言い換える力が求められているのだと言われる。みんなの調子が上がってきていたところだったが、小杉の両親が現れて、小杉は連れて帰られる。

 三日目、小杉の両親が退学の手続きで再度現ると、桜木は父親のことをとことん貶すのだった。本来、暴力は警察に通報するべきところだが、小杉に免じて通報はしないと言う。そこに瀬戸らが入ってきて、小杉が東大に入るべきだと言う要約を発表。それを聞いた小杉は、父親に対して、自分も東大を目指したいと宣言する。桜木を始め、心を動かされた父親は、小杉の想いを受け入れてその場を去っていくのだった。

 教室に戻り、合宿が終わろうとしている時、桜木は藤井にお礼を言って帰らせようとする。専科の他のメンバーもお礼を言って、別れを告げる。しかし藤井はもっと東大専科で勉強したいことを認め、入らせて欲しいと言う。さらに原健太に素直に謝るのだった。

[感想]

東大専科の合宿を通じて、専科生徒が増えていく1話。

・合宿を通じて、やる気に火が付く

 合宿初日、いきなり自由時間と言われて、行き場に困る瀬戸、早瀬、天野。集中力が続かず、今にも心が折れてしまいそうになる。ところが、しばらく教室を離れていた結果、藤井や小杉に負けていられないって思い、再び教室に戻る4人。ここに一つ成長が待っていた感じ。精神的な成長。勉強をがんばろうとする姿勢が芽生えていく。

 その頑張る姿が他人事ではなく感じられ始める。自分ももっと彼らみたいに頑張らないとって刺激を受ける。

 国語の特別教師の話を、意外にも藤井はメモを取っている姿。どんなに傲慢に見えても、知らなかったことを素直に受け入れる姿勢は地味に重要な場面だったように思う。学ぶときは、その謙虚な姿勢が大切なのだと教えてくれていたように思う。


・親の歪んだプライド

 しかし、そう言ったやる気のある生徒たちの妨害要素が登場。小杉の父親は強引に小杉を連れて帰る。女が勉強して何になると言うのが彼の言い分。大学になんかいく必要は無く、早いこと就職して結婚するのが女の幸せだと言う。

 その価値観に対して、水野は理解できないと言う。しかし、それは東大に入って歪んだ価値観だからだと、反論してくる小杉の父親。さらに桜木が反論。畳み掛け、一気に小杉の父親のプライドを突き落とす。自分を上回られるのが嫌だから、押さえつけていると言う。その言葉にハッとさせられる。自分は、自分の子供たちに対してそうしていないだろうか、大丈夫だろうかと。

 しかしさらに印象的だったのは、父親が暴力を振るうようになった理由を知っていると言う小杉。自分が我慢すれば、いいのだと割り切っている彼女。それは決して諦めでは無く、そんな父親でも頼りにしていることの表れというのが、心に響く。子供にとって親ってそういうものであるべきなのだろうと、そしてそういうものなのだろうと感じた。子供の思いを裏切らないように、桜木の言葉にあったように支えられる存在でありたいと考えさせられる場面だった。


・さらなる結束を高める東大専科生

 そして最終日を迎えて、みんな口裏を合わせたように藤井に合宿終了の労いの言葉を掛ける。それを聞いた藤井は、もっとそこにいるつもりでいたからショックを受ける。かなりの荒療治。ちょっと意地悪が過ぎたのではないかって思ってしまったけれど、藤井が素直に東大専科に入りたいという辺りが良かった。まだまだ捨てたものじゃない。逆に子供の純真さを見たように思う。

 高校生と言えど、まだ子供。これからの人たちの未来を大人は静かに信じて見守るのが大切なのだと思わされる。


東大専科のみんなの頑張る姿の中には、大人の人に対してもメッセージを持っていると感じる1話でした。


皆様の感想もぜひお聞かせください!


それでは、また次回!

閲覧数:7回0件のコメント

最新記事

すべて表示

国内ドラマ『366日』第3話 No.3を探す!

こんにちは、Dancing Shigekoです! 周りの人たちに変化があるのか? 今回は国内ドラマ『366日』第3話を紹介します! [内容] #3 またみんなで笑い合いたい 遥斗が作ろうとしていたレストランの壁に何を飾ろうとしていたのか、そのヒントを探るために遥斗の部屋へ行く。そこで、和樹の「No.3」を飾ろうとしていることを突き止める。和樹とは長らく連絡が取れていなかったが、写真の相談へ行く。

bottom of page