top of page
検索
  • 執筆者の写真Dancing Shigeko

国内ドラマ"イチケイのカラス" 第6話 入間が裁判官になった背景


こんにちは、Dancing Shigekoです!


アメリカではワクチン接種を完了した方は屋内でもマスクを外して行動して良いという指針を出したようです。ワクチン、日本でも早く充実してほしいですね。


今回は国内ドラマ"イチケイのカラス" 第6話を紹介します!


前作の感想はこちら→第5話


続き見たい度:良 (ランクの定義はこちら


[内容]

 オメガ会計事務所の志摩総一郎の自宅から113万円を窃盗した罪で、岸田茂の裁判が始まる。入間裁判長の単独裁判で始まった。被害者の志摩は入間が12年前弁護士時代に受け持っていた裁判で証人喚問に呼ぶことができなかった人物。特別な思いがあるが普通に公判を続けようとしていた。

 公判を進めていく中で、志摩を調べていた記者 真鍋が窃盗事件の現場近くにある防犯カメラを見させてもらった後に、階段から突き落とされる事件が発生する。根が深いと考えた入間は、裁判を合議制に変更し、職権を発動して、捜査を開始する。

 担当検事の小宮山から、岸田との取り調べの情報を聞き出そうとした城島、井出の2人は次長検事の中森から圧力を掛けられ、不見当としていた。しかし駒沢部長始め、書記官たちの働きかけで、城島、井出は情報を調べ上げてきていた。

 一方、入間は真鍋を事件当日に目撃したと言う釣り仲間の戸田から話を聞いて、手帳を見つけていた。

 そして岸田の公判で盗み出したのは113万ではなく2億だったことを自供させるのだった。

[感想]

バカリズムが被告として登場。滑舌良く証言していく第6話は、窃盗が12年前の事件をつなぐ1話。

・ 入間みちおの過去の担当公判とつながる

 入間みちおが弁護士を辞めて、裁判官になるきっかけとなった公判について、語られる。弁護士最後の事件は、殺人の罪で裁判に掛けられた仁科が無実を主張する。その言葉を信じて、調べ上げた結果、殺人現場に第三者がいたことを突き止める。その人物こそ、志摩。志摩を証人喚問に呼びたいと言っても、聞き入れなかったのが当時の裁判長 日高。今では最高裁判所の長官になろうとしている人物。この時、2人の間に溝が生じた。

 結局、無期懲役を言い渡された仁科は自殺してしまう。そんな過去が語られる。その背景を聞いた坂間が何かを感じているのが伝わってくる。そして、今回の事件を調べた結果、12年前の事件に繋がっていく。

 入間は、日高を失墜させることが目的なのか。冤罪を認めさせて、謝罪させることが目的なのか。どんな思いでいるのか。彼の笑顔の下に隠れた思いが気になる展開だった。


・ バカリズム、ちょっとやり過ぎ?

 公判で証言を求められ、証言台に立つ岸田ことバカリズム。流暢に淀みなく、聞かれたことに対して話していく。さらに両手を証言台について前のめりの姿勢で話す姿。本当に被告の自覚があるのか、と感じてしまう一場面。

 自分が裁かれる場の公判で、ここまで堂々と捲し立てられるものだろうか。やや疑問。そして

入間に心揺さぶられる話を聞かされても、表情の変化、口調の変化に乏しく響いたのかどうか。事実を自供した時の場面にスッキリ感が少なかった。演技力の問題だろうか?ちょっと、このドラマには合わない印象を受けた。


・ チーム一丸となっていく

 城島、井出を捜査に駆り出そうと動く書記官三人の場面に象徴される。検察官と裁判官で草野球をした後に一緒にそばを食べている。親睦を深めつつ、裁判ではそれぞれの立場で発言をする。

 書記官メンバーが防犯カメラ映像を調べる間、入間、坂間が目撃証言を調べに行く。

 さらに捜査協力できない姿勢を示しつつも、聞き込みをしてきた内容を蕎麦屋で小芝居で聞かせる城島と井出。この小芝居は笑えた。いかにも小芝居というのが。それなのに、検察官の補佐を井出が口説いたと聞いて、みんなから非難される。そんな場面にも信頼関係が見て取れる。

 すごくいいチームって感じる1話だった。


窃盗事件がきっかけで、いよいよ過去の事件の真相に迫っていく展開へと移りそうな気配の1話。入間みちお劇場は今回も見応え十分でした。



皆様の感想もぜひお聞かせください!


それでは、また明日!

閲覧数:12回0件のコメント

最新記事

すべて表示

国内ドラマ『Destiny』第3話 復縁!?

こんにちは、Dancing Shigekoです! 奏は父の自殺の真相に気づくのか? 今回は国内ドラマ『Destiny』第3話を紹介します! [内容] #3 許されないキス 奏は真樹が彼の父親と口論しているところを目撃してしまう。そこから自分の父親・辻英介は殺されたのかもしれないと考えるようになる。野木浩一郎との関係を調べていく。そのタイミングで野木が奏のところにやってくる。奏は野木に父を自殺に追い

bottom of page