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国内ドラマ"イチケイのカラス" 第10話 名無しの権兵衛の過去を知る

執筆者の写真: Dancing Shigeko
Dancing Shigeko
2021年6月13日
読了時間: 4分

こんにちは、Dancing Shigekoです!


アメリカの好感度が昨年トランプ政権時から上昇した。34%から62%になったようです。バイデン大統領になって、負のイメージが減ったのは事実かもしれません。


さて今回は国内ドラマ"イチケイのカラス" 第10話を紹介します!


前作の感想はこちら→第9話


続き見たい度:良 (ランクの定義はこちら


[内容]

 青山弁護士がレアな事件の国選弁護を受けることになった。その事件とは名無しの権兵衛の弁護だった。彼は自らをアクティブホームレスと呼んでいた。その彼が、ホームレスを狙った若者による投石を咎めるために、朝倉の胸をスパナで殴打したと言うのだった。しかし、被告人はその容疑を否認。被害者は嘘をついているという。

 職権を発動して、裁判所主体で再捜査を始める。名無しの権兵衛と青山弁護士の間の繋がりを見つけることが、事件の真相に近づくヒントだと考え、聞き込みをしていくイチケイの裁判官、書記官。そしてたどり着いたつながりは、青山弁護士の母親とのつながりだった。

 第三回公判を前に入間は青山に法に対して嘘をついてはいけないと、釘をさして、公判に臨む。青山は自分の母も傍聴席に呼んで、裁判で名無しの権兵衛が医者をしていたことを言及。そしてその行為が無免許だったことを認めさせる。さらには17年前に救えなかった母体の子供こそが、今回の被害者 朝倉だという。

 傍聴席で話を聞いていた朝倉は、嘘をついたことを認める。自分に暴行を加えたのはつるんでいた仲間だというのだった。


[感想]

名無しの権兵衛が隠そうとしていた過去と現在を紐解く一話。

・綺麗につながっていく過去から未来

 17年前の出産。帝王切開で赤ちゃんは助かったけれど、母体は助からなかった。その手術を担当したが、今回の被告人。そして一緒に仕事をしていた看護師が青山弁護士の母親。被告人はその手術を境に姿をくらましていた。その彼が、今回、事件を起こして裁判を受けることになる。それを知った青山弁護士は、自ら名乗りを上げて国性弁護士として裁判に臨んでいく。

 それだけなら、過去を引きずっているだけの被告人と感じる。ところが、今回、暴行を加えたとされる相手は、その時の赤ちゃんだったという。こうして全てがつながっていく。こういった観点で、前半を見ているとなるほどって反応が見受けられるから面白い。


・青山弁護士が明かす入間の過去

 公判終了後、青山と坂間が一緒に飲む。その時、お題は入間みちおだという。彼が高校を中退した理由を語る。親が経営していた旅館。売り上げが厳しくなってきたときに、産地偽装をする。その偽装を告発したのがみちおだったという。彼は決して嘘をつかなかったのだという。そんな過去を持つからこそ、真実に常に向き合おうとしているのだと感じさせられる。


・少しずつ入間化している坂間

 一方、入間は日高から地方裁判官の任期は10年。通常は再任されるけれど、問題のある裁判官はどうか、と言って入間に揺さぶりをかける。あなたは問題があるから、再任はされないと宣告している。果たして入間は再任されるようにできるのか。

 それとも今回の公判で坂間が見せた入間化が今後のポイントなのだろうか。入間に深く接してきた坂間は、知らず知らずに入間化している。妹からの質問を投げかけるという今回の展開がその気配を出す。

 今まで、ありえないと思っていた入間のことを、今では職権を発動して真実を掴むべきと提案する側に回っている。この変化がさらに加速していくのか。去っていく入間の代わりに坂間が今後は、どんどん異例の裁判を行うようになる。そんな最終回を迎えようとしているのか。

 含みを感じさせる終わり方。


身分を隠そうとしたのは、過去の事実を明るみに出したくなかったためだった一話。いつも事件の背景には、想像を遥かに越える世界が待っています。


皆様の感想もぜひお聞かせください!


それでは、また次回!

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