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  • 執筆者の写真Dancing Shigeko

国内ドラマ『silent』第1話 偶然の再会から…

更新日:2022年11月20日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!

 新しいドラマを鑑賞し始めた。


 今回は国内ドラマ『silent』第1話を紹介します!


[内容]

#1 本気で愛した彼は音のない世界で生きていた

 青羽紬は高校の頃、佐倉想と交際していた。しかし高校卒業と同時に急に佐倉はいなくなった。

 それから数年後、青羽は戸川湊斗と交際していた。同居するための内見する約束をしている日、世田谷代田駅で電車を降りてくる佐倉を見かけ、声をかけるが気づかれなかった。そのことが気になって戸川に話すと、戸川は佐倉のことを探し始める。

 コーチのところで聞いてみても手がかりはなく、同期と話をしている中で、実家に行くことを思い立つ。訪れていくと想の妹・萌が出た。想はいないと答える。偶然、想が耳が聞こえないことを知ってしまう。

 青羽は佐倉にもう一度会いたくて、駅で待ち伏せていたがなかなか会えず、諦めて帰ろうとした時、偶然、再会。しかし佐倉は逃げていく。声をかけても無視するが、その理由は佐倉が耳が聞こえなくなっているからだった。

[感想]

 元カレと偶然再会した青羽が、彼がいなくなった理由を知る一話。

<偶然の再会>

・元カレを見かける

 電車から降りてくる佐倉を見かける。きっかけはその出来事。

 こう言った偶然はきっとある。人は見たいと思っているものを見る。だから、ずっと気になっていたならば、きっと見かけるのだと思う。そういう思いが描かれたドラマ。

 では、なぜ気になっていたのか。それは理由も言わずに目の前から去っていってしまったから。その理由がずっと気になっていた。高校の頃に声を聞いて憧れ、付き合い始めた二人。それが卒業と共に終わってしまったという設定。

 切ない思い出。どれだけの期間で気持ちを立て直すことができたのか。

・同期の仲間を思い出す

 その立て直すきっかけになったのが湊斗だったのか?それも不思議。佐倉と同じ部活の友人が今度は彼氏になっているというのだから。湊斗にしてみたら、久しぶりに紬から佐倉の名前を聞かされたらどんな心境だろうか。偶然見かけたかもしれない、なんて言われたら、どうするだろうか。

 やはり同じように今どうしているのか、を知りたいと思うのかもしれない。そして紬よりも先に会って、近況を説明しておこうと思うかもしれない。元カレが現れたら、持って行かれてしまうかもと思いそう。

 男の悲しい性かもしれない、なんて思う展開。

 そして早くも見え隠れする湊斗の悲しい未来。彼は佐倉が紬と会ったら、今の関係が終わると薄々感じていそう。


・隠されていた事実を知る

 紬の執念というべきか、とうとう佐倉に会う。しかし佐倉は紬だと分かるなり、逃げていく。必死で話しかけてくる紬を振り払おうとする。とうとう追いつかれて、必死に話しかけてくる紬に手話で答える。視聴者はその手話の意味がわかるけれど、紬には一切意味が分からない。

 何を言っているのか分からないよ、と答える紬。うるさいんだよ、と答える想。

 このやりとりがあまりにも酷。知られたくなかった相手に知られてしまう現実。しつこく話しかけてきているのが分かる状況。

 やり場のない辛い気持ちが込み上げてくる。

 この二人にはどんなハッピーエンドが待っているのか。


<中心人物を取り囲む人たち>

・想の妹 萌

 想を訪ねてきた湊斗。妹の萌が出てきて、久しぶりと声を掛ける。想ならいないと答え、さらに知っているんだっけ?と質問してしまう。久しぶりに訪れてきた兄の同期。知っているか、知らないか。もっとも兄の友達関係と、どれだけ会話をしているのか、なんて知る術もなく、「知っている」と言われたら信じてしまうものなのかもしれない。耳が聞こえなくなってから・・・とこぼしてしまい、さらには連絡先を教えるのだから。

 自分だったらどうだろうか?知っている相手で連絡先を知りたいと言われたら教えるだろうか。


・紬の弟 光

 姉の紬と彼氏の湊斗。二人に結婚してほしいと切に願っている弟の光。なぜそこまで絶賛?不思議な関係。それだけお似合いに二人ということなのか、この姉と弟の関係がまだ見えないけれど、二人で生活しているのか。親がいなくて、早いこと結婚して自分から解放されてほしいと思っている発言なのか。とにかく、不思議になるくらい推している姿が印象的。


・湊斗らのコーチ古賀

 湊斗に佐倉のことを聞かれて、知らないよ、と答える古賀。しかし、実はラインでつながっている。最近どう?というメッセージに、「静かです」と帰ってくる。まだ、この時点では想が耳が聞こえなくなっていることは明らかになっていないものの、なんとなくそう言った気配を感じさせる。

 高校の同期にその事実を伝えるのは良くないと考えての配慮。逆に古賀はその事実を教えられている。信頼されている証。信頼されていると分かっているからこそ、伝えない。そういうことなのだろう。

 

<東京で動き出す物語>

・活動の中心 世田谷代田駅

 この作品、とにかくよく登場するのが世田谷代田駅。紬が湊斗との約束に会いにいくために利用している駅。そこで想と思われる人物を見かけたことがきっかけで、また会えるかもしれないという気持ちになる。そして待ち伏せをする。改札脇で想が通ることを期待している紬。

 駅で待ち人。確かに会えそうな気がする。しかし、実際のところはどうなのか。朝の時間帯だったら、大体同じ時間に行動しているだろうから目処づけしやすい。しかし今回のように待ち合わせの時間に合わせて乗ろうとするような時間帯は、規則的な時間とは言い難い。それだけに偶然に期待するのは相当根性のいることなのだと思う。

 そしたら、まさかの駅から出てくる想ではなく、駅の外の花壇に腰掛けている想と会うというのだからなんとも。アリそうな、なさそうな。でもありそうな。駅、出会いがありそうな場所の代表かもしれない、などと思ってしまう。

 事実を知った紬がこれからどうするのか、気になる一話だった。

 皆様の感想もぜひお聞かせください!

 それでは、また次回!



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