アニメ『メジャー 第5シーズン』第18話 長年の因縁が交錯する――ギブソンと吾郎の約束
- Dancing Shigeko

- 6月12日
- 読了時間: 3分
更新日:6月14日
こんにちは、Dancing Shigekoです!
ギブソンは決勝に出るのか?
今回はアニメ『メジャー 第5シーズン』第18話を紹介します!
[内容]
#18 約束の場所へ
ギブソンが倒れ、吾郎が駆けつける。そしてギブソンからアメリカに帰ることになった時の話を聞く。桃子から一つだけお願いされていたと。それは吾郎が大きくなるまで偉大な野球選手でいてほしいという。ギブソンはその約束を果たせなくなったと謝っている。吾郎はそんなことないと受け止める。
そしてアメリカとの決勝戦、観客が続々と集まってくるのだった。
[感想]
ギブソンと吾郎が話し合う1話。
・衝撃の始まりから幾数年
この作品、『メジャー』は第一シーズンのかなり早いタイミングで本田茂治が、ギブソンからの頭へのデッドボールで亡くなる衝撃の展開。あれから何年経ったのか。最初のうちは吾郎はギブソンを憎んでいたのに、いつしか、ギブソンが現役選手として頑張っている姿を見て、その背中を追うようになっていた。
言えば、吾郎にとってはギブソンは第二の父のような存在になっていた。その彼と病院の一室で昔話。本田にデッドボールを当ててしまった日から、一体どうやって罪を償ったらいいかわからずにいたと言う。
長い長い苦しみ。やっぱり本心は悔しいのだろうなと思う。悔しくて悔しくて過去からの思いを最後まで話すのだって辛かったのではなかろうか、と思う。
ギブソンとの戦いが実現しなくなった今、この作品の行き着く先は、吾郎のメジャーでの優勝のみなのかな?
・ギブソンを支えたのは?
ギブソンがどう罪を償ったらいいのか、分からないまま過ごしていた数年間。彼を救ったのは実は桃子。桃子が恨みつらみをぶつけるのではなく穏やかに微笑んでくれたことがギブソンの救いになっていたと言うのが、実に印象的。
しかもギブソンが現役を続けてきたのも桃子との約束が大きかったと思うと、吾郎にとってもギブソンにとっても桃子は影の立役者。そのことを決して表に出さずにずっと吾郎のことを見守ってきたのだから、桃子はすごい!と思った。母親の抱擁のようなものを感じた。
・同期の活躍を見守る!
アメリカ戦、藤井たちがアメリカにやってくる。小森は練習があるからと言って、見たい気持ちを抑え込んで日本に残っている。しかし練習が中止になって安藤監督の家でリトルのメンバーと一緒に野球観戦をしている。
海堂の仲間も、先生も、みんな見守っている。
自分と一緒にプレーしたことのある同期が大舞台に出ると思ったら、自分も現地に行くかもしれない、と思う。そう言った世界、この先、体験することはあるのか。
すごいことだとつくづく感じる。吾郎も、小森たちもいい仲間に恵まれたと思う。
長年の想いが詰まっている1話だった。
前話感想→こちら
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それでは、また次回!
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