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  • 執筆者の写真Dancing Shigeko

海外ドラマ『シカゴ・ファイア シーズン2』第12話 マシューを救い出せる人はいるのか?

 こんにちは、Dancing Shigekoです!

 マシューの動向が気になる。

 今回は海外ドラマ『シカゴ・ファイア シーズン2』第12話を紹介します!

 前回感想→こちら


[内容]

#12 新たな一歩

 マシューはボーデンからクインシーの火災の報告書を早く出すように指示されていた。そのことをケリーに相談する。火災の前の記憶がやや曖昧で報告書作成を手伝ってほしいという。ケリーは強力し、他に何か起きていないか聞くとマシューはときどき記憶が曖昧になるという。

 ミルズは救助隊に配属になりサンタイムズ社のブルームフィールドからインタビューを受ける。それを悪戯だと思っていい加減に対応していると、実は本当の記者だったと知り、青ざめていた。

 ミルズが救助隊員になったことで、ご飯どうするか、と話が出る。ケイティが作ってくれることになる。オーチスはケリーにケイティとデートに行っていいかと相談していた。最初は険しい顔をされたが、懲りずに聞いて許可を得る。

 ダリルの弁護士がシェイを見つけて話しかけてくる。ダリルの財産を全額シェイに相続するというものだった。自殺のことを聞かれると思っていたシェイにしたら、予想外の申し出。現地に向かってみると弟ジェドに会う。財産を譲渡するというのだったが、ジェイはダリルの軍からの恩給を不当に横取りしていることを知り、譲渡をやめていた。

 アパートであった火災で、ボーデンは暖房が使えないことを知る。それでオーナーのジョパネッティを訪問して、忠告していた。そして早速修理がされて、ドナ・ロビンスはお礼をいいに来ていた。その様子を見ていたミルズは彼女をデートに誘ったらいい、とボーデンに助言していた。

 ベンドン・ショッピングセンターで髪の毛をエスカレーターに挟まれたエラの救出をする。彼女はエラ・スターリング運送の社長だった。マシューが運送会社を探していたのを思い出し、相談していた。

 またエラを搬送したレイクショア病院はアリソンにとっては悲しい過去の場所だと知る。婚約者が半年前に死亡したのだと言う。シェイはアリソンにいつでも話を聞くよと伝えていた。

 マシューはレストランや火災現場で暴力的な行動を取る様になっていた。

 ミルズは救助隊員として早速、煙突に落ちた男を救出していた。

 ドーソンは消防学校で、レベッカが筆記試験でカンニングしているのを見かけてしまい、モヤッとしていた。しかし、煙の中をマスクをして突破する課題に苦戦。レベッカに助けられるのだった。


[感想]

 比較的ハッピーな結末を迎えるメンバーの中でマシューだけが厳しい状況の一話。

<順調に進んでいく人たち>

・救助隊員として順調な滑り出し

 ミルズは救助隊員としてインタビューを受けたり、現場で救出を任されたりと、順調な滑り出し。インタビューは実はボーデンが仕組んだ記者だったのだけれど、本物と一瞬思い、一生懸命弁明しようとする様子は笑える。みんなが仕組んだことと決め込んで、最初からいい加減な回答するあたりが、お国柄なのか、ミルズの性格なのか。あれで本物の記者だったら事故だったね。

 そして煙突で助け出した男。その時に何かを落としてしまっていたけれど、それは大丈夫だったのだろうか。その部分がちょっと気になった。

 仲間から椅子に細工をされて、座ったら転倒するといった洗礼もきっちり受けて、救助隊員として、順調な滑り出し。

 みんなの歓迎の仕方というのが面白い。


・女性に目が向くようになる

 火災現場での困り事を解決するためにボーデンが動く。そのことを感謝してお礼を言いにくるドナ。ボーデンはその様子に、いい雰囲気を感じるものの、それ以上、発展はさせない。その様子を見ていたミルズはデートに誘うべきだという。

 これまで消防署の閉鎖でゴタゴタしていたのが一息ついたという感じが出ている。女性の好意に目が向く余裕が出てきているあたりが面白い。

・モリーズの窮地

 ハーマンが銀行にお金を払えないから、もう手放さないといけないと嘆いている。しかし誰もどうすることもできない。それで、盛大に閉店パーティをしよう!と盛り上がっている。最終日だからとクルースは、トイレを詰まらせてやった、と楽しんでいる。

 そしたらシェイがダリルの遺産をモリーズに託すと言う。ハーマンは救われたと喜び、クルースたちは苦笑い。それでもモリーズが残ることにみんなが喜んでいる。

 このバーはこの先も51分署のメンバーの集いの場として、活用されそうでいい。


<変化が起きていく関係>

・アリソンとシェイの関係に変化

 レイクショア病院にエラを搬送した時に、医師がシェイに話しかけてくる。レズ友達みたいでアリソンを先に車に行かせてから、しばらく彼女と話をしている。するとアリソンの婚約者がそこで亡くなったことを知らされる。

 それで、救急車に戻ってからシェイはアリソンに、何か話したい時はいつもそこにいるからと話しかける。それでアリソンは静かに涙を浮かべている。この二人の関係が確実に良くなっていっている。

 ドーソンは救命士としては戻ってこないと言うことなのか。そしてアリソンがレギュラーの仲間入りしたのを感じる。

・ドーソンとレベッカ

 ドーソンは筆記試験でレベッカがスマホを使ってカンニングしているのを見かけてしまう。そのことをケリーに伝えるべきだろうかとマシューに相談するけれど、そういった悪事は自然とわかるからそっとしておくのがいいと助言。それで黙っている。その結果、逆にレベッカに助けられる場面が出てくる。

 筆記ができないとの、マスクをして煙の中を突破できないのとでは、どちらの方が消防士として致命的なのだろうか。

 この二人が力を合わせて、一つのチームになっていくのではないか、と言う予感みたいなものを感じた。

・マシューに異変

 火災事故で頭を打った後遺症をケリーらは気にしている。しかしマシューはそれを認めようとしない。記憶が曖昧になることまでは伝えるものの、暴力的になっていることは認識していないのか、頻繁に暴力を振るうようになっている。前回のエピソードでもそういえば、やや暴力的な瞬間があったような?強盗をひたすら殴り続けるみたいな。今回は、逃げ惑う住民をどんとどついたり、レストランで近くで自分の車を見ていた男に突っかかるなど。明らかに異変が起きている。

 本人は自覚していないのだろうか。頭に負った怪我の影響だと思うのだけれど、元に戻すことができるのか。脳のどこかに損傷が出ているのだとしたら、長期離脱の可能性もありそう。

 どうなってしまうのだろうか。

<シカゴで活動>

・レイクショア病院

 エラが運び込まれた病院はお馴染みのレイクショア。マシューの恋人もハリーが働いていたのもそこの病院だったはず。51分署の管轄ではレイクショア病院がいつも受け入れ先みたい。そこでの物語はこれから先もちょこちょこと起きそうな気配。名前を覚えておこうと思った。

 もしかして、昔放送されていた海外ドラマ『ER』と同じ舞台だったりして?


・レストラン

 ドーソンとマシューが食事に出かけている。小洒落たレストラン。ややテーブル間隔が近いように見えるそのレストラン。そういったレストランに出かけるときでも着飾っているドーソンが印象的。新車でやってくるお客がいて、すぐレストランの外に停めていると言うのも印象的だった。

 

 マシューがピンチと感じる一話だった。


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!



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