こんにちは、Dancing Shigekoです!
ドラえもんとともに眠りを学ぶ。
今回は書籍『ねむりと夢のふしぎ』を紹介します!
[基本情報]
監修:藤子プロ/西野精治
まんが:藤子・F・不二雄
出版社:小学館
出版年:2022年
ページ数:197ページ
[内容]
眠りにまつわるドラえもんのエピソードとセットで、眠りと夢に関して説明がされている。
[感想]
ねむりと夢をドラえもん、のび太と学ぶ。
・懐かしのドラえもん
ドラえもんで眠りに関するエピソードがいくつか出てくる。のび太がもしもボックスで眠ることがえらい世界だったら、と世界を変えてみたり、夢を見るテレビでジャイアンとかの夢を見て、気づくとのび太が夢の中で夢を見ている状態になったりなど。いろんなエピソード。いくつかは昔読んだことがあるように思うと感じた。
座布団に寝転がると同時に寝るのび太。その時間わずかに0.3秒。そこまで行くと、病気では?と逆に思ってしまうけれど、実際はどうなのだろうか。
・日本の睡眠事情
ドラえもんのエピソードの後には、眠りや夢に関するデータや情報が紹介されている。その中でも日本が先進国の中では睡眠時間がかなり短い方になっていることが紹介されている。小中高生も4割?授業中に眠くなっているとか、15兆円も経済損失があるとか。あまりいいことがない感じの紹介がされている。
個人的にはかなり大きな問題だと思っている。もっと国として、改善するように取り組んでいかないといけないように思う。と言いながら、自分自身も6時間程度の睡眠になっているのだから、どうなのだろうか?
大谷翔平選手は睡眠時間11時間と書いてあったけれど、そんなに寝る時間があるのか、と不思議にも思った。
・憧れる世界
夢を映像化できる。ドラえもんの秘密道具に、夢をテレビで見ることができる道具があった。この技術には昔から憧れる。自分の見ていた夢を再現することができたら、どんな奇妙な物語が出来上がるのだろうか、といつも思う。忘れてしまう前に、メモを取ろうと思っていた時期もあるけれど、目覚めた時に残る、不思議な感覚を再現することが難しいのが残念。
いつの日かできる日が来るのだろうか。できたら是非とも体験してみたい。
眠りについて考える一冊だった。
読了日:2024年4月30日
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それでは、また次回!