こんにちは、Dancing Shigekoです!
もうすぐ盆休みです。今年の盆はどうなるのでしょう。
さて、今回は書籍『論理が伝わる「議論の技術」』の目次を紹介します!
[基本情報]
著者:倉島保美
出版社:講談社
出版年:2015年
ページ数:252ページ
[目次]
序章 なぜ議論の技術なのか
0.1 論理的な議論とは
0.2 論理的な議論でWin-Winに導く
0.3 論理は万能ではない
第1部 議論の基礎
1 議論の基本は、主張の構成にある
1.1 主張には、根拠(理由とデータ)が必要である
コラム トゥールミンの議論モデル
1.2 理由は主張でもある
1.3 主張は、理由のリンクで構成される
コラム どこまで理由に対して根拠を述べるのか
2 議論には、守るべきルールがある
2.1 言い出した側が証明する(立証責任)
2.2 沈黙は了承である(反省責任)
コラム 議論が本当に得意な人
2.3 新しい論点を後から出さない
2.4 すべての根拠に反論する
コラム 代案の条件
2.5 論理だけで議論する
コラム 「おまえもやっているではないか」という反論
3 議論は、原案への反論の応酬である
3.1 原案には、問題解決型と施策提案型がある
3.2 反論には、主張型反論と論証型反論がある
3.3 原案を、論証型反論の応酬で深める
コラム 議論上手とは
第2部 議論の技術
1 伝達の技術
1.1 5つの基本技術
1.2 原案を説明する
コラム メリットの重要性には質と量がある
1.3 反論を説明する
コラム 「反対するなら代案出せ」は正しいか?
2 傾聴の技術
2.1 議論の流れを聞き取る
2.2 主張、理由、データを聞き分ける
2.3 反論を意識して聞く
3 質問の技術
3.1 確認する
3.2 攻める
3.3 逃げる
4 検証の技術
4.1 何を検証するのか
コラム 使ってはいけない裏技(不当予断の問い)
4.2 理由を検証する
コラム 相関関係は因果関係ではない
4.3 データを検証する
コラム 使ってはいけない裏技(誤った二分法)
5 準備の技術
5.1 メリット/デメリットを準備する
5.2 データを準備する
コラム フェルミ推定
5.3 4つの技術を考慮して準備する
コラム 使ってはいけない裏技(多義あるいは曖昧の詭弁)
第3部 議論の実践
1 論点をとらえ、深め、ずらさない
1.1 論点をとらえ、絞り込む
コラム 使ってはいけない裏技(詭弁すべて)
1.2 論点を深める
1.3 ずれた論点を引き戻す
2 議論例と解説
2.1 議論例1
2.2 議論例2
2.3 議論例3
3 演習
3.1 演習1
3.2 演習2
3.3 演習3
[全体感想]
議論の対象となるのは”施策の検討”の時であって、”事実の認定”や”価値の判断”ではなされない。話の論点がどれに当てはまるのかを意識することで、議論する内容が決まる。そして議論するときには論理的な話が大切、といった観点が紹介されている一冊。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!