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映画『テロリスト・ゲーム』テロに勝っているようなそうでないような…

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 2021年12月28日
  • 読了時間: 4分

更新日:2024年8月19日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 いろんな10大ニュースが発表されている。自分にとっては何が10大になるだろう。


 さて、今回は映画『テロリスト・ゲーム』を紹介します!


[基本情報]

 原題:Death Train

 監督:デヴィッド・S・ジャクソン

 脚本:デヴィッド・S・ジャクソン

 原案:アリステア・マクリーン

 製作:ピーター・スネル

 配給:USAネットワーク

 上映時間:100分


[登場人物]

マイケル・グラハム:ピアース・ブロスナン

 国際機関の隊員。現場での指揮を執る。

マルコム・フィルポット:パトリック・スチュワート

 国際機関の司令塔。ドイツから指揮を執る。

サブリナ・カーヴァー:アレクサンドラ・ポール

 国際機関の女性隊員。マイケルからは煙たがれるが狙撃の腕は一流。

アレックス・ティアニー:テッド・レヴィン

 列車に核爆弾を積んでハイジャックする。テロ実行犯。

ベニン将軍:クリストファー・リー

 ロシアの軍人。今回のテロを裏で操る。


[内容]

 ドイツ・ブレーメン近郊でプルトニウムが盗み出された。それを使って作られた核爆弾を乗せて列車がハイジャックされる。行き先が明確にならない中、ドイツ警察は言われるがままに指示に従っていた。そこに国際機関のフィルポットが入り、指揮を取り始める。そして現場にマイケル、サブリナを送り込み、テロ阻止に動く。

[感想]

 アメリカから送り込まれてきた国際機関がテロを阻止するためにドイツに向かう。

・テロを阻止できたものの…

 最終的には2つあると言われていた核爆弾を阻止することに成功した国際機関。しかし、その途中経過は果たして成功と呼べるものだったのか。

 人質も結構たくさん犠牲になってしまうし、イタリア軍の協力をあおいで、トンネルで拘束する作戦も失敗。機関車が出動する予定だったけれど、その機関車も襲撃されている。トンネル内の脱線目当てで取り除いた線路は修理されてしまうなど。ことごとく相手の動きを止めるのに失敗している。

 最初はガスを撃ち込んでテロを眠らせるつもりが、先に狙われていることを察知されてガスマスクを着用されてしまう始末。何も知らずに乗り込んだマイケルは危なくやられそうになるし、並走していたヘリの一機は撃ち落とされてしまう。

 ある意味、テロ対策というのはこう言った失敗の積み重ねた先に、最終の阻止があるのかもしれないと感じる展開だった。


・バイクレースから呼び出されるほどのマイケル

 フィルポットはわざわざバイクレースを楽しんでいて、見るからに休暇中のマイケルを呼び出す。そして、二人が会った時には頼んだぞという気配が出る。これは相当の実力者なのか、と思わせる見せ方。

 ところがいざ作戦決行となったら、意外とおとなしい。てっきり列車の天井に乗った時には、そのまま一人でテロ全員を始末するのかと思っていただけに、予想外の動き。まさかヘリへと撤収していくとは。

 それでも冷静に爆弾の起爆装置を処理していったところは、最終的には任務を果たしていた感じ。

 かなり泥臭い感じの隊員だった。

・ドイツからイタリアへ

 ブレーメンから出発した列車がスイスを経由してイタリアへ。そのままスロバキアへの方へと進んでいく。そののどかな景色。爆弾を積んでいなくて、観光列車として乗ったら、のどかな旅になるのだろうと思うような場所を走っていた。海外の列車というのは、いつ見てものどかな場所を走っている印象がある。


・一番印象に残った場面は…

 GNN(?)のキャスターに核爆弾が本物だと報道してもらうために列車に連れてくることを要請するテロの実行犯アレックス。その時に、カメラマンに扮して中に乗り込むサブリナ。カメラには一発だけ銃弾が詰め込まれていて発射できるようになっている。

 そしてキャスターが乗り込んで、爆弾を前に報道を始める。その様子に緊張感が欠けると思ったのかアレックスがキャスターをどかして、カメラの前に立つ。爆弾は本物だとアピールする。その時、サブリナが発砲。その銃弾はアレックスのこめかみを貫いていく。

 これが、まさかの生放送中に行われる。こんな場面を実況してしまったら、見ていた人の多くはご飯を食べられなくなるではないかと思ってしまう。なかなかにこの配慮の少なさには衝撃を受けた。テロを倒すために、報道テロを起こしたのではって思ってしまった。

 

 見せ場があったようで、やや全体的に盛り上がりには乏しいテロ対策作品だった。


 鑑賞日:2021年12月26日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!



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