こんにちは、Dancing Shigekoです!
土日の私服の時間。 今回は映画『ダンボ』を紹介します!
[基本情報]
原題:Dumbo
監督:ティム・バートン
脚本:アーレン・クルーガー
原作:『ダンボ』
音楽:ダニー・エルフマン
撮影:ベン・デイヴィス
編集:クリス・レベンゾン
製作会社:ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
配給:ウォル・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
上映時間:112分
[登場人物]
ダンボ:エド・オズモンド
空とぶ象。母親と一緒になるためにサーカスで飛ぶ。
アニメのダンボに比べて、愛らしさをもう一声ほしい感じ。
ホルト・ファリア:コリン・ファレル
戦争で左腕を負傷して戻ってきた軍人であり、元サーカス団員。今はサーカスで象の調教師している。
腕がなくても普通に生活ができるのを見せてくれているように思う。
ミリー・ファリア:ニコ・パーカー
ホルトの娘、科学の勉強が好き。ダンボが飛ぶことに最初に気づく。
子役だけれど、大人びた視線が印象的。
ジョー・ファリア:フィンリー・ホビンス
ホルトの息子。ダンボの世話をする。
姉に比べて、存在感薄め。
コレット・マーチャント:エヴァ・グリーン
ドリームランドのスター。天空の娘と呼ばれ、空中ブランコを魅せる。ダンボに乗って空を飛ぶ大役を任される。
お高く止まっているスターなのかと思いきや、結構協力的で期待を裏切る存在。
V・A・ヴァンデヴァー:マイケル・キートン
ドリームランドの経営者。ダンボの噂を聞きつけて、やってくる。
お決まりの悪い存在。
マックス・メディチ:ダニー・デヴィート
移動式サーカスを経営する。購入したぞうの赤ちゃんが空を飛ぶことが分かり、興行が上がる。
根は良い人っぽい。ロバート・デ・ニーロかと思ったけれど、違った。
[内容]
1919年移動式サーカスをのメディチ・ブラザーズ・サーカスはフロリダ州サラソータを出発し、ミシガン州ジョプリンまで興行に来ていた。そこで興行をしている時、戦地からホルトは戻った。妻の死に目に会えず、左腕を失ったホルトはメディチ・ブラザーズ・サーカスの馬乗りとして復帰を望むがメディチからは象の世話係を任される。
ジャンボから生まれたジャンボ・ジュニア。耳が大きく、羽を吸い込むと空が飛べた。しかし興行中に騒ぎが起き、母親のジャンボは売り飛ばされてしまう。母親を取り返そうと、メディチ・ブラザーズ・サーカスの売上を上げることを考えたミリーとジョーはジャンボ・ジュニア=ダンボに空を上手に飛ぶよう調教して、サーカスで披露できるまでになっていた。
ある時、ニューヨークでドリームランドを経営するヴァンデヴァーがやってきて、ダンボともどもドリームランドで仕事をしないかと提案。みんなの世話をするという言葉に乗せられて、全員でドリームランドに行くのだが、ダンボがコレットを乗せて興行をする予定でいたが興行中に失踪したのが原因でジャンボが処分されることになってしまう。
ホルトはダンボもジャンボも助けようと決めて、メディチのサーカス団員とともに逃亡計画を実行に移すのだった。
[感想]
ダンボがおどおどとしながらも観客を惹きつける作品。
<誰かを助けるため>
・母を助けるために
ダンボって名前だけしか知らなかったので、どんな内容なのか、全く予備知識のない中での鑑賞。ダンボの母親が売られてしまい、母親を買い戻すためにサーカスの売上を立てようという展開。その活躍を知り、横取りしようとする悪徳経営者。そんな流れ。
見どころを見つけるのが難しい。
・ファリア親子を助けるために
そんな展開の中での見どころは、ドリームランドからダンボとジャンボを連れて逃げようという時にファリア親子が合流場所にやってこない。ダンボがコレットを送り届けた後、もう一度、テントの方に戻っていく。炎でテントから逃げられなくなっていた3人を助け出す展開。その部分が見せ場だろうか。
<アニメとは違う>
・ダンボって
生まれてくるなり耳が大きく、何か違う感じを見せている。目が大きく、やや潤んでいるようにも見える。澄んだ目とも言えるし。帽子をかぶっていそうなイメージだったけれど、そういうわけではなかった。
皮がいかにも皮って感じで、アニメのダンボとはだいぶイメージが違ったという印象が残る。
<アメリカを駆け抜ける>
・アメリカ縦断
フロリダ州を出発したメディチ・ブラザーズ・サーカス。そこから北西へと転々としていく。1919年はまだ都市がこじんまりとしていて機関車が通る場所は草原ばかりと言う印象。サーカスを広げるような場所はひらけた場所ということなのか。とにかくそういった草原の映像がきれいだった。ティム・バートンらしい色使い。
ところがドリームランドのある場所は一転、都会な感じ。夜の興行が多いからなのか、やや薄暗い感じ。何か対照的な感じもあった。
・複合型遊園地
ジェットコースターや動物園の中にテントを張って、興行をしているドリームランド。これは映画の中の世界なのか、どこか幻想的な出し物っぽい作りが多く、動物園の檻の中の動物の見せ方も魔物っぽい見せ方が多い。ドリームランドという割には、夢を与える場所っぽく見えない。
経営者が悪い奴というのをその作りから暗示していたようにも感じられる世界観だった。
ディズニーというよりは、ティム・バートンという印象の作品だった。
鑑賞日:2022年11月5日
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それでは、また次回!