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  • 執筆者の写真Dancing Shigeko

映画『センター・オブ・ジ・アース』地底は魅力と恐怖で満ちている

 こんにちは、Dancing Shigekoです!

 ディズニー・シーに行きたくなる。


 今回は映画『センター・オブ・ジ・アース』を紹介します!


[基本情報]

 原題:Journey to the Center of the Earth

 監督:エリック・ブレヴィグ

 脚本:マイケル・ワイス

    ジェニファー・フラケット

    マーク・レヴィン

 原作:ジュール・ヴェルヌ『地底旅行』

 製作:ボー・フリン

    シャーロット・ハギンズ

 製作総指揮:トビー・エメリッヒ

       ブレンダン・フレイザー

       マーク・マクネア

       トリップ・ヴィンソン

 音楽:アンドリュー・ロッキングトン

 撮影:チャック・シューマン

 編集:ポール・マーティン・スミス

    ダーク・ウェスターヴェルト

    スティーヴン・ローゼンブラム

 製作会社:ニュー・ライン・シネマ

      ウォールデン・メディア

 配給:ワーナー・ブラザース

 上映時間:92分


[登場人物]

トレバー・アンダーソン:ブレンダン・ブレイザー

 兄マックスの研究を引き継いで大陸移動説などを教えている。成果に乏しく研究室が廃止になる危機にある。

 真面目なことを言っていても、不真面目に見えてしまうビジュアルがたまにキズ。

ショーン・アンダーソン:ジョシュ・ハッチャーソン

 トレバーの甥。引っ越し前にトレバーのところに10日間泊まりに来た。父マックスは10年前に失踪。

 冒険したい感じが出ている。

ハンナ・アスゲリソン:アニタ・ブリエム

 アイスランドで山岳ガイドをしている。マックスが訪れたシグビョルン・アスゲリソンの娘。

 ガイド料のためだけではなさそうな協力姿勢が印象的。

[内容]

 トレバーは10日間滞在に来たショーンを研究室に連れていく。そこで装置の説明をしていると普段点滅していない箇所から信号が出ていることに気づく。トレバーの兄マックスはそこに行ったのだと信じて、現地に向かう。向かった先はアイスランド。

 アイスランドで信号の場所に向かうとシグビョルン・アスゲリソン研究所が見つかる。訪問するとシグビョルンは既になくなっていて娘ハンナが一人過ごしていた。彼女に事情を説明して信号が出ている場所に向かうと、地底深くに落ちて行く。そこはジュール・ベルヌの『地底旅行』に描かれている世界と同じだった。

[感想]

 ディズニーシーのセンター・オブ・ジ・アースを思わせる作品。

<地底にまっしぐら>

・ジェットコースターのようなトロッコ

 洞窟の中に閉じ込められて、発見したトロッコ。それに乗り込んで進んでいくと、急勾配。まるでジェットコースター。謎なのは、なぜか3人とも別々のコースへと入っていく。と、そんなツッコミはさておき、スピード感がすごい。センター・オブ・ジ・アースと言えば、どちらかと言えば、火口に向かって一気に登っていくアトラクションと思っていたけれど、映画の中のトロッコはとにかく猛スピードで降っていく。天然のジェットコースターというのは、スリリング通り越してきっと恐怖だっただろうな、と感じる。

 あまりのスピード感に一瞬酔いそうになってしまった。

・地底世界の神秘

 鉱脈に始まり、そこから一気に落ちていく。どれだけ落ちたのか。途中から滝が現れ、その水に飲み込まれて落ちていく。この辺りもツッコミどころだけれど、そこは目を瞑る。

 そして落ちていった先の地底では、恐竜がいたり、食虫植物に狙われたり、大きな湖があったり、シーラカンス(どちらかというとチョウチンアンコウ?)のような飛び魚がいたり、不気味さ、神秘さの溢れる世界。

 こう言った描写を見ていると、原作のジュール・ベルヌの『地底旅行』も読んでみたくなる。どんな感じで描写されているのか。

 そう言った一つ一つの映像が、ディズニーシーのアトラクションの見せ方にも似ていて、アトラクション気分にもなることができた。

<気づけば冒険している>

・おふざけキャラに見えてしまうトレバー

 ブレンダン・ブレイザーの表情が原因なのかもしれないけれど、どうしてもトレバーがおふざけキャラに見えてしまう。それなのに、意外としっかりしている。このギャップが前半だいぶ違和感。途中から、だいぶトレバーのキャラが分かってきたものの、次はあまり個性が見えてこないキャラって感じてしまう。

 どうもブレンダン・ブレイザーがそういう役者なのかもしれない。ハムナプトラと被っている??

・しっかりもののショーン

 ルビー、エメラルド、そしてダイヤがたくさん埋まっている鉱脈に辿り着いたトレバーたち。ショーンは迷わずダイヤモンドを鞄に入れていく。かなり大粒のダイヤモンドを次々と入れていく。その鞄を最後まで肌身離さず持ち運んでいた結果、アメリカに帰った時には億万長者となった感じ。

 卓球の球くらいの大きさのダイヤモンド。いくらくらいで売れるのだろうか。そんな貴重なものをきっちりとどんな苦境に陥っても持ち続けたショーンはしっかり者でちゃっかり者だった。


<地球の端から端>

・アイスランドに向かう

 四箇所目の信号を出しているのがアイスランド。

 実にフットワーク軽くアイスランドに到着するトレバーとショーン。そして一本道をひたすら走っていく。建物なければ、目立った山もない。草原というには、湿地のような土地の中を一本道が走っている。

 不思議とそこがアイスランドだと言われたら、納得してしまう。荒涼としている感じが、北の土地という感じ。実際にはもっと豊かな土地なのだろうか。

・アメリカに戻る

 そこから地底に潜り、イタリアを経由してアメリカに戻ってくるトレバーとショーン。その街並みの急激な変化に戸惑い。ところ変われば、町並みも豪快に変わるいい例。遠くから見るアメリカの街並み(どの都市かは分からなかったけれど、東海岸だろうか?)は都会って感じてしまった。

 原作も読んでみたくなる映像美の作品でした。

 鑑賞日:2022年10月23日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!

 それでは、また次回!


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