映画『シン・ゴジラ』遅速の原因ここにあり!
- Dancing Shigeko

- 2024年12月16日
- 読了時間: 3分
こんにちは、Dancing Shigekoです!
オリジナルを知っているわけではないので、どう見えるか。
今回は映画『シン・ゴジラ』を紹介します!
[基本情報]
監督:庵野秀明(総監督)
樋口真嗣(監督・特技監督)
脚本:庵野秀明
製作:市川南
製作総指揮:山内章弘
音楽:鷺巣詩郎
伊福部昭
撮影:山田康介
編集:庵野秀明
佐藤敦紀
制作会社:東宝映画
シネバザール
製作会社:東宝
配給:東宝
上映時間:119分
[登場人物]
矢口蘭堂:長谷川博己
内閣官房副長官。
赤坂秀樹:竹野内豊
内閣総理大臣補佐官。
カヨコ・アン・パターソン:石原さとみ
アメリカ合衆国大統領の特使。
[内容]
東京湾で海水が蒸発する事象が発生。その影響で東京アクアラインが浸水する被害も出た。海底火山の噴火で片付けようとする政府。その中で生命体の可能性を示唆する矢口。彼の意見は受け入れられなかった。
総理官邸で議論していたところ、巨大生命体が現れたと報告。政府はその対処方法を検討。捕獲・駆除・静観などの候補が挙げられるが、巨大生命体が上陸したのを見て、捕獲ないし駆除に動くのだった。
[感想]
現代風ゴジラを描く作品。
・成長していくゴジラ
ゴジラが東京湾に現れる。あの堂々とした巨大生物が姿を見せるのだと想像していた。ところが、この作品ではゴジラは、ゴジラの形をしていない。最初は四足歩行、やや頭部が地面につきそうなギリギリの動き。そして妙に目がぎょろっと大きい。だいぶゴジラと違うイメージ。
最初その謎の巨大生物が出てきた時、この作品はゴジラとその謎生物との対決になるのだと想像した。
しかし違った。
まさかの変身。全部で第四形態にまで変わる。こうしてゴジラが登場したのだと、勝手に納得。
果たしてオリジナルではどうだったのか。最初からあのフォルムだったのではないのだろうか。この作品はやや新しい世界観。
・命名はアメリカ
しかもゴジラの命名はアメリカ政府がしたというのだから、驚き。オリジナルを知らない分、こんなものなのか?と納得してしまう反面、あまりにもいいなり過ぎなのでは?と感じてしまう。
実際はどうだったのだろうか。
・政府の対応の時間がかかること
そしてこの作品で一番印象的だったのは、日本政府の対応の遅さ。何かを決めるために、都度都度、議論が始まり、なかなか決まらない。一体、どれだけのステップを踏んで物事を決めているのか。
さらに驚きは最終決心は総理が行っているという状況。これは実際の政治の現場でも同じなのか。総理はあまり決定していないイメージがあったから、最終決心を問われて、総理の決断で砲撃の開始などが決まるというのが意外な気がした。
日本の政治は決定するのに時間がかかる、そんな印象があるけれど、その原因を垣間見たような気がした。
ゴジラの存在感以上に政府の対応の裏側が印象に残る作品だった。
鑑賞日:2024年12月15日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!






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