こんにちは、Dancing Shigekoです!
プロ野球のクライマックスシリーズが始まった。どこが日本一になるのか。千葉ロッテに頑張ってもらいたい。
今回は映画『エターナルズ』を紹介します!
※ネタバレあります。ご注意ください。
[基本情報]
原題:Eternals
監督/脚本:クロエ・ジャオ
脚本:パトリック・バーリー
製作会社:マーベル
配給:ディズニー
上映時間:156分
[登場人物]
セルシ:ジェンマ・チャン
エターナルズの一人。物質を他のものに変える力を持つ。イカリスと結婚する。
キャプテン・マーベルにもジェンマ・チャンが出演している。その時の役はどんなのだったのか、おさらいしたくなる。
イカリス:リチャード・マッデン
エターナルズの一人。飛ぶことができ、眼からビームを放す。
見た目も能力もスーパーマンのよう。映画の中でも、クラークと呼ばれる場面もあり、意識しているように思えた。マーベルがDCキャラも取り込むのか?
[内容]
7000年前にデヴィアンズから地球を守るためにエターナルズはやってきた。それからデヴィアンズからの攻撃を防いできていた。そして500年前にデヴィアンズを絶滅させたエターナルズは、バラバラに別れ、人類と共に生活をしてきた。
時が流れ、現在。再びデヴィアンズの攻撃が始まった。エターナルズの一人イカリスはバラバラに生活している仲間を集め、デヴィアンズに向かって行くのだった。
[感想]
それぞれの個性を持ったエターナルズがチームで地球の危機を守る作品。
・守護神のように思わせて
メソポタミアに降り立ったエターナルズ。圧倒的な攻撃力でデヴィアンズを掃討する。一見神の遣いっぽく登場する。
しかし彼らは決して人間同士の争いには手を出してはいけないルールを持っている。守護神の割には人間の活動に極度に関与することはしないスタンスに裏を感じる。
そしてその理由が後半に明らかにされる。実はエターナルズに指示を出しているアリシェムの考えは新たな宇宙を作り出すためには知的生命体のエネルギーが必要。そのエネルギーが溜まった時点で地球の中から出現すると言う。
一方、アリシェムからの指示を受けてチームを引っ張るリーダー エイジャックは人類を滅ぼすのはよくないと考えるようになっていて、アリシェムの考えを少しでも遅らせようと、人類の増加が、遅れてもいいように争いを止めないようにしていたと言う。
そんな考えが隠れていたとは、と奥が深い。しかしそのエイジャックの考えに気付き、反対しているイカリス。彼の手でエイジャックが殺されていたと言う流れ。
気づけばデヴィアンズとの戦いではなく、イカリス対他のエターナルズと言う構図になっていた。内部分裂とはかなり辛い展開と感じてしまう。
大体、アリシェムの見た目が胡散臭い。大きな目が六つのノペッとした顔。あの物体の指示を受けてる時点で騙されてるように感じてしまう展開だった。
・個々の力で敵と戦う構図はXMEN
飛べたり、手から波動砲、モノを変える、幻影を見せる、怪力、光の刀の使い手、治癒力を持つ、高速で動ける、メカニックと言った個性の集まりのエターナルズ。XMENのような集まりにも見える。
しかし同じではない。アベンジャーズの世界観を感じるのは、あの戦闘服のデザインがあるからなのか、テンリングスやドクター・ストレンジと同じような光の道具に見えるからなのか。きちんと世界観を作り出しているのがすごい。
・ロンドン、ムンバイ、アマゾン、サウスダコタ、シカゴ、イラク、そしてインド洋の島へ
世界各地にバラバラに生活しているエターナルズ。 ロンドンの全体が映し出される場面から始まる。ロンドンと言えば『007』でも同じような角度からの景色があったように思う。そこからロンドンで普通に暮らすセルシとスプライトの姿が映し出される。セルシは授業で講義をしている。
そしてバーのような場所で食事をしてから、帰りに川のそばを歩く。その川はテムズ川だったのか?もしかしてシャーロック・ホームズで有名なベイカー街だったのだろうか。
そのあと他のエターナルズを探しに舞台は移動していく。最初はサウスダコタに行く。草原の中に一軒だけ家が建っている。アメリカの地方ってこんなイメージの場所が多い。
次にインドのムンバイ。ムンバイではインド映画特有のダンスが披露されていたのが印象的。
それからどこだったか。アマゾン行く前に砂漠っぽいところにも行ったような。さらにシカゴに行く。シカゴに行くならサウスダコタから直接行った方が近くないかな?と突っ込みたくなる。
各地を転々としてイラクで宇宙船を地中から浮かび上がらせる。イラクがめそぽたみあだったのを思い出す。
現在の土地も印象的だったけれど、古代のバビロンの鮮やかな色使いも記憶に鮮明に残った。
登場人物が多いと、いろんな土地が出てきてちょっとした旅行気分も味わえてよかった。
新たなMCUシリーズの始まりを感じさせる作品だった。
鑑賞日:2021年11月5日
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それでは、また次回!