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小説『女のいない男たち』女性にまつわる男性の小エピソード

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 2021年7月15日
  • 読了時間: 2分

更新日:2023年3月28日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 今回は小説『女のいない男たち』を紹介します!


[内容]

ドライブ・マイ・カー

 家福は運転手を探していた。そこに亡くなった娘と同い年の渡利みゆきがやってくる。いつも静かに運転するみゆきだったがある時、質問を投げかけてくるのだった。


イエスタディ

 僕の友人 木樽は浪人の間、自分の彼女と付き合わないかと持ちかけてくる。一度だけ木樽の彼女とデートをした直後、木樽はいなくなるのだった。


独立器官

 クリニックを経営する独身の渡会医師、何不自由なく生活をしていた。ところがある時、ひとりの女性に本気になってしまう。そして、彼は姿を消すのだった。


シェエラザード

 羽原はほとんど家を出ない男だった。その彼を世話してくれる女性が現れた。セックスをして、話を聞かせてくれる女性。その彼女が高校の頃、空き巣に入っていた話をするのだった。


木野

 木野は自分の妻が寝取られている瞬間を目撃し、家を出ていく。遠く離れたところでバーを始める。彼のバーに読書好きで物静かなカミタがやってきて、やがて常連になる。


女のいない男たち

 明け方にMが自殺した。自分はMを巡る記憶の旅に出るのだった。


[感想]

 久々の村上作品?やっぱり独特の世界観が感じられる。それがなぜなのか?男性と女性の存在を明確に分けて、男性は女性を抱くものである事を前提にしているからだろうか?こう言った落とし所を明確にせずに描く作品というのは、読み終わった後に語り合いたい欲求を刺激する。


読了日:2019年7月24日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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