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国内ドラマ『花咲舞が黙ってない2』第4話 ストーカー被害の裏に潜む罠

更新日:2022年6月6日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 少しずつペースアップ。


 今回は国内ドラマ『花咲舞が黙ってない2』第4話を紹介します!


 前回の感想 → こちら


[内容]

 町田支店でストーカー騒ぎが発生。警察沙汰にならないように社内で穏便に片付けようと臨店班の二人が向かう。

 早速被害にあっている前原から話を聞き、さらに支店の行員からも一通り話を聞く。しかし手がかりはつかめず。その夜、また誰かにつけられていると連絡してくる前原。花咲の提案で尾行を決行。ストーカー確保に成功するのだったが、一つ謎が残る。その詳細を調べていくのだった。。

[感想]

 ストーカー被害の行員を守る一話。

・男尊女卑の上司

 花咲と相馬は町田支店に話を聞きにいく。支店長の春日も、前原の上司小見山も、どこか迷惑そう。女性の部下を持つとこうだから困ると言った感じ。まだこういった差別的な部門は多く残っているのだろうか。実力さえ見てあげたらそれで良いように思うのだけれど、うまくいかないものなのか。

 小見山の同期の女性行員が出世したものだから面白くないのだろうと、サラッという相馬。お互いを比較意識するから、人は苦労するのだろうなぁと思う展開。


・融資担当者の処遇

 前原が担当していた会社が倒産する。2億円回収不可になるだろうとされている。そのために担当の前原には、それなりの処罰が下るだろうと。

 この話、他のエピソードでもあったのだけれど、担当者一人が悪いのだろうか。支店全体としての責任ではないのか。融資課長、支店長も何かしらの責任を取るべきだし、逆に部下を守る働きがあってもよさそうなところ。

 しかし、このエピソードでは前原に覚悟しておけと言って自分ごとにしていない支店長がいる。なんだろう、こんな組織では働きたくないと思ってしまう。


・夜通し調査の臨店班

 ストーカー騒ぎは終わり、計画倒産の疑惑が上がってくる。その証拠の資料となる振込先リストがなくなっているから、別の手段で調べよう、と出てきたのが100枚1束程度の資料が20束ほど。そこには振込み実績が記載されている。そこに出てくる企業を社内のシステムで照合して不正な会社がないかを調べるという。

 その作業を夜な夜な、続ける。一つ一つ調べてはマーカーで塗りつぶしていく。その単純作業、将来はパソコンで一発で検察できるようにしたいもの。紙に印刷して作業をしているというのも驚き。もちろん、ドラマだから大変さが伝わるように、ボリューム感がわかるようにということだろうと思う。

 実際にはパソコンの中で作業を済ませてしまいそうなだけに。そして実際の業務も紙にしたらこのくらいのボリュームの調べごとを自分もしているのかもしれない、と思ってしまう。


・出世レースの末路

 そして出てきた計画倒産の容疑者。話を聞くと、銀行のためにたくさんの成果を上げてきたのに、支店長になれないのはなぜか?!と怒りをぶちまける。たかが500万もらって何が悪いんだと、開き直る。

 出世というのは目をくらますものなのだろうと強く感じる。しかし組織で働く以上、こう言った出世を一つの目標にするのは自然なことだろうし、思いに応えられない時に、親身なフィードバックがあることが大切なのだろう。


・社内報の取材

 オープニングに花咲の取材がされている。社内報で取り上げるからと言って、インタビューを受け、さらに写真撮影。のりが良すぎて、逆に空気を読めていない感じなのが丸出し。相馬は恥ずかしくて見ていられないって感じだったのに、そこに真藤常務が来るものだから、今度はヒヤヒヤ。

 なかなかコミカルな展開をいつも考えていると思う。


 銀行の中でもいろんな思惑があるものだと感じる1話だった。

 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!



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