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  • 執筆者の写真Dancing Shigeko

国内ドラマ『春になったら』第10話 みんなでサプライズ準備!

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 結婚式まで大丈夫なのか。


 今回は国内ドラマ『春になったら』第10話を紹介します!


[内容]

#10 結婚式前夜…娘から父へ贈る感謝の手紙

 瞳は矢萩亜弥の出産の手助けを終えていた。長期のお産明けで帰ると、家は静かだった。雅彦が入院しているのを再認識して、悲しみを感じていた。

 雅彦の様子を見にいき、退院を望んでいることを阿波野医師に相談すると、万全の体制を整えての退院。雅彦は帰るなり、葬式に呼ぶ人リストを瞳に渡す。それを見た瞳は、結婚式についてカズ丸に相談。再度、方針を変えて、結婚式をすることにしていた。そして準備を進めていくのだった。


[感想]

 結婚式の前日までを描く一話。

・どんなサプライズが待っているのか

 雅彦から葬儀に呼びたい人リストを渡される瞳。そんなリストを渡されてどんな反応をしたらいいのか、と思わずにはいられないけれど、雅彦が、「ほら、死んじゃったら、自分で呼べないからさ」と当たり前のように伝えて連絡してね、とお願いしている。

 そのリストを見て、何を思いついたのか。そのリストに載っている人たちも結婚式に呼ぼう、となったのは想像がつく。

 阿波野先生が三人の晴れ舞台、と何か意味深な発言をしたり、ヨッシーコープレーションの社長 中井も参加しそうな気配を見せているし、どうなるのか。結婚式兼何?同窓会?雅彦の懐かしのメンバー勢揃い会?どんなサプライズをするつもりなのか。そのサプライズに雅彦はどう反応するのか。喜びのあまり、人生に幕を下ろすのか?


・一瞬見せた瞳の表情

 初の出産担当を終えて、家に帰っていく瞳。ただいま、と言いながら入っていくけれど、家の中は静か。そうか、お父さんは入院していたんだ、と思い出したか、それとも、お父さんが亡くなると、こんな感じになるのか、と近い将来を予感したからか、涙ぐむ様子を見せる。

 誰かが常にいる、というのは実に心強いものなのだと感じる。その人の気配が無くなるというのは、実に静かで寂しいものなのだと思う。

 ずっと一緒だったのに、静かになる状態。想像するだけでも、しばらくは孤独に感じるものではないだろうか、と思う。


・最後はいつも笑顔

 このドラマの結末は決して明るいものではないのが分かっている。雅彦が癌で亡くなる。その未来が確実に近づいてきている。人はいずれ亡くなる、と思えば、逆に自分の死期に向かって精一杯、自分らしく生きていく様子を描いていて心強いのかもしれない。

 しかし、決して爽やかに迎えられるものではないだろうに、このドラマではいつも各話が終わる時に瞳と雅彦の笑顔で終わっていく。特に瞳の心からの笑顔がいつも印象的。

 今回も、父親への手紙を読もうとして、最初は辛くて泣いてしまって話せなかったのに、雅彦から瞳の名前の由来を聞かされて、お父さんとお母さんからの最初のプレゼントだったんだね、と言って、そして二人の子供として生まれて来れて良かったと笑顔で伝えている。

 心のこもった笑顔にいつも心動かされる。


 ついにその時が来て、瞳の泣き笑顔が出るのかと思うと、今から心苦しい1話だった。


 前話感想→こちら


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!



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