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国内ドラマ『対岸の家事』第7話 認知症、単身赴任、そして母の孤独─突きつける人生の選択

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 7月1日
  • 読了時間: 3分

更新日:7月3日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 詩穂は何かに気づいた?


 今回は国内ドラマ『対岸の家事』第7話を紹介します!


[内容]

#7 認知症に…?気付いた家事の意味

 詩穂は坂上が認知症の可能性があると感じ始めていた。そのことを中谷にも話す。偶然、スーパーでトラブルを起こしている坂上を見かけ、一緒に帰っていく。認知症の検査を受けることを勧める中谷。

 そこに娘の里美が戻ってくる。彼女からももう後のことは大丈夫だから関わらないでほしいというのだった。


[感想]

 坂上に認知症の疑いが出る1話。

・認知症と向き合う

 坂上が醤油を何本も買っている。その様子を見て、詩穂が怪しいと感じ始める。さらにスーパーで支払いをせずに出て行こうとしている坂上を目撃。それで本人に中谷はストレートに認知症の検査を受けてみてはどうかと伝えている。

 自分が認知症かもしれないと言われること。さらに最後には全てを忘れてしまうかもしれないと思うと、いろんなことが嫌になりそうと感じる。坂上のように一人になりたかったという心境が実に重い。

 歳をとることについてどう向き合っていくか、自分の親は大丈夫だろうかなど考えさせられる。


・単身赴任について考える

 今回地味に重たい案件がもう一つ。子育て世代の家庭に異動の辞令。長野の夫が鹿児島に転勤になると言う。家族離れ離れってね。単身赴任で行くと言う夫に対して長野は会社を辞めて引っ越す決心をしている。

 こう言う事例を見ても何かが歪んでいると感じる。働きたい女性が仕事を辞めないといけない事も、単身赴任覚悟で異動を命じられる事も。ドラマの中で長野の部下が単身赴任って制度が間違っているって呟いている。

 まさにその通りだと感じる。だからと言って同じ環境ばかりにいるのでは、できる事も限られているだろうし。人生の難しさを感じずにはいられない。

 坂上の娘はキャリアをとって結婚をとらなかった。その結果、女性初の部長になっている。

 こんな大きな歪みの中で平等という考え方は成り立つものなのだろうかと、世の中の大きな壁を感じた。


・母親のありがたさ

 詩穂が主婦と言うのは応援団なのだと思うと言う。外で頑張っている夫や子供を応援しているのだと。応援してくれていると言うのは励みになる言葉。同時に母親を応援しているのは誰なのだろうと気になる。子育ての孤独も感じる。主婦を支えるのは、夫であって子供達なのだろう。

 お互いが支え合うから家族なのだろうね。


 仕事のあり方、家族のあり方、老後のあり方などいろんなことを考えさせられる1話だった。


 前話感想こちら


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


[関連感想]


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