国内ドラマ『対岸の家事』第5話 体験格差の裏にある親の葛藤──育児と自己価値のゆらぎ
- Dancing Shigeko

- 5月26日
- 読了時間: 2分
更新日:6月24日
こんにちは、Dancing Shigekoです!
どんな生活が続く?
今回は国内ドラマ『対岸の家事』第5話を紹介します!
[内容]
#5 子供の将来は親の責任…?
詩穂は中谷に誘われて、苺を英語の体験レッスンなどに連れて行っていた。子供に可能な限り体験させる、体験格差を起こしてはいけない、と言って連れ回していた。
長野から誘われて、詩穂は中谷家も加えてグランピングへ行く。そこで中谷が再び体験レッスンのスケジュールを詩穂に渡して、詩穂はとうとうそんなものはいらないと怒るのだった。
[感想]
子供の体験を考えさせる1話。
・体験格差?
中谷が口にした言葉、体験格差。このような表現が存在しているとは考えたこともなかった。子供にいろんな経験をさせてあげたいと言う思いはあったものの、純粋にそれは子供が夢中になれるものが見つかってくれたらと言う思いだった。
言われてみれば、体験格差なのかも知れないけど、その一言で片付けてしまうのは違うように感じる。
・体験できなかったも体験
その違和感に詩穂が言語化してくれたのが印象的。体験格差、体験させないことは悪いことのような表現に聞こえる。しかし実際には詩穂が言ったように「体験できなかったことも体験、部活を最後までやりたかったけどできなかった。それでも応援に行った時に髪をくくってあげていたらすごく上手と褒められて、その一言がきっかけで美容師になった。」と言う。
今があるのは、そう言った体験したしないの積み重ねであって、何も悔やむことではないのだと言うのが印象的だった。
・父子家庭の現状
詩穂の母が中3の時に亡くなって、それ以来、父と家事を分担していたと言う。しけし父親は徐々に残業を理由に家事をしなくなっていったと。なんと言うか、父子家庭の、あるいは母子家庭の現実を垣間見る。
両親がいると言うのは実にありがたいことであって、そのありがたみは早めに気づいておくべしと強く感じた。親のありがたみに気づいた時には親がいなかったら寂しいからね。
日常に潜むちょっとした違和感、各家庭との感覚の違いを痛感する1話だった。
前話感想→こちら
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それでは、また次回!
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