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国内ドラマ『silent』第9話 聞こえなくても話せる!

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 2023年1月28日
  • 読了時間: 3分

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 佐倉と青羽はこのまま順調に行くのか。


 今回は国内ドラマ『silent』第9話を紹介します!


 前回感想→こちら


[内容]

#9 誰がどうやって力になってくれるの?

 佐倉は実家に帰って来ていた。耳が聞こえなくなっていく時の記憶が蘇る。今は心の平穏を持つことができ、母親と会話をすることができる。妹たちとも和気藹々と過ごす。

 東京に戻り、佐倉は青羽の働くタワレコに行ってCDを買うのだった。


[感想]

 佐倉の心の引っ掛かりが解消されていく一話。

<支えになるもの>

・家族は見守っている

 音が聞こえなくなった。家族は全員そのことが分かる。佐倉が自分がうまく話せていないみたいだと言っているのを見て、状況を理解する。それに対して、そっとするだけ。それでもみんな思いは一緒。

 そんな過去から、今では少し落ち着いて、萌とも華とも仲良く話をしている。家族はいつだって支えてくれるものだと感じる。

 母親とも話をして、長い間のわだかまりが解けていく。家族ってそういうものなのだろうなと思う。こう言った家族の支えというのはありがたいものだと思う。


・友人は力になってくれる

 そして佐倉が聞こえないからと言って、友人たちも決して避けるようなことはしない。普通に会って話をすることもするし、何かに誘ったりもする。

 戸川が渡したいものがあるから、と佐倉を誘う。そして川沿いで会話をしている。そんな様子を見ていると、聞こえる聞こえないは関係なくて、そこにいる、いない。返事がある、ないが大事なのだと思う。返事があるなら、大丈夫、という感じなのが分かる。

 こうして支えになる友人、自分にはどのくらいいるかな?と思いながら見てしまう。

<聞こえなくなる瞬間>

・佐倉が補聴器を外すとき

 今回のエピソードは、佐倉が大学生の時に青羽と公園に会った日から始まる。青羽と別れて家に戻った後、佐倉が荒れている。母親の言葉に対しても苛立ちを見せる。

 そしてとうとう聞こえなくなってしまう。そこまでの気持ちの動き。聞こえなくなる恐怖を抱きつつ、毎日を過ごす。聞こえなくなったらどうなるのか、という不安が大きく描かれている。

 誰にも教えないでほしいとお願いした時の思いを想像してみる。このドラマを見る前だったら知られたくないと思うだろうなぁ、と自分自身も思う。今ではスマホを使って文字起こしをしたら、話はできるのだと思うと、少しは安心材料。同時に今回みたいにCDの話が出て来た時に、音楽が聞こえなくなることはどんな風に感じるだろうかとも思う。

 どこまで行っても想像はできないもの。佐倉の家族がしたように、静かに見守るくらいしかできないのだろうなと思う。


<心落ち着く場所>

・佐倉の実家

 今回は佐倉の実家の場面が多く登場。佐倉の部屋と家族が集まりリビングと。こじんまりとした感じの構造は、自分の実家を思い起こさせる。

 子供が巣立って行った後も部屋は残しておくものだろうか。どうするだろうかな。佐倉の部屋はきちんと残してある。帰った時に、思い出に浸りつつ、これからのことを考える、という意味では、子供の部屋を残しておくのがいいのだろうなぁと思う場面だった。

 モヤモヤしていたものが晴れて、佐倉が強くなったと感じる一話だった。

 皆様の感想もぜひお聞かせください!

 それでは、また次回!



 
 
 

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