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  • 執筆者の写真Dancing Shigeko

アニメ『ルパン三世VS名探偵コナン』はルパンに軍配?

更新日:2021年10月1日

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 結婚以来使っていたテレビがだいぶ劣化してしまったため、本日、リサイクルしてきました。長い事、ありがとうございました、そしてお疲れ様。


 さて、今日はそのテレビでも見たことのあるアニメ『ルパン三世VS名探偵コナン』紹介します!


[登場人物]

ルパン三世:栗田貫一

 ヴェスパニア王国のクイーンクラウンを狙う。その目的にはサクラ女王とのつながりがあった。

 コナンと一緒にルパン。年齢がはるかに上だから、というだけではなく小学生を相手にしているからなのか、普段のおちゃらけているだけの感じの中にもどこか大人の落ち着きが感じられるから面白い。


次元大介:小林清志

 ヴェスパニア王国の王宮の護衛を担当する。

 衛兵に教え込んだ戦術で、自らが苦境に陥るという巡り合わせが次元らしい。


石川五右衛門:井上真樹夫

 ルパンが金庫に閉じ込められた時に助けに登場する。

 「またつまらぬものを斬ってしまった」のセリフを残す。飛行機の尾翼にいて、飛んでいかないあたり異次元の存在。キャラは静かだけれど、やっていることは地味に一番現実離れ。


峰不二子:増山江威子

 ミラ王女を匿うのを手伝う。しかし、不二子はそれをとある人物の依頼で行っていた。

 “みねふじこ”と”ふじみねこ”、どっちと言われても間違いでは無い感じがしてしまう呼び方を今回は偽名で使っているあたりが興味深い。エレベーターの中で衣装を脱いで、下着一枚(しかもノーブラ)で着替える大胆さは視聴者サービスか?


銭形警部:納谷悟朗

 小五郎のおっちゃんをヴェスパニア王国に連れていくために、目暮警部が協力要請する。

 いつもルパンを逃してばかりの銭形だけれど、僅かな言葉使いでルパンを見抜く眼力は抜群。今回もルパンの変装をバッチリ見抜くあたりはさすが。でもあのヒントは視聴者でも分かるのではなかろうか。


江戸川コナン:高山みなみ

 王女と入れ替わった蘭を追って、ヴェスパニア王国まで向かう。真相を聞かされたコナンは次元と協力して、証拠を探す。

 飛行機に追いついたの驚きなら、前輪に捕まって中に入っていく部分はさらに驚き。コナンは一度は現実離れのことをしでかす印象。


毛利蘭:山崎和佳奈

 ミラ王女とそっくりで替え玉をさせられる。お姫様になってみたかったという夢が叶い、浮かれる。しかし。

 全く違いが分からないくらいにそっくりというのがすごい。ミラ王女にいろいろと体型について比較されながら着替えているのは、面白い。


毛利小五郎:神谷明

 蘭を連れ去られてヴェスパニア王国まで追っていく。

 野球の試合を見ながら缶ビールを5本の飲み干している場面が印象的。


ミラ・ジュリエッタ・ヴェスパランド:堀江由衣

 蘭とそっくりな容姿を持つヴェスパニア王国の王女。母と兄を失い、悲しみにくれていたが決して外には見せない強さを持つ。

 普通の女の子として生活をしたいという思いで、東京の夜を楽しんでいたけれど、高校生の格好で深夜で歩いていて大丈夫だったのだろうか。後になって突っ込みどころだったような気がする。


[内容]

 ヴェスパニア王国ジラード公爵とジル王子が狩猟を楽しんでいる時に誤ってサクラ王女に銃弾があたり、王女が死亡。その責任を感じてジル王子は自殺する。しかし、これは事故ではなく、殺人と考えるヴェスパニア王国のものたちが、密かに犯人を捕らえるために行動を起こす。その協力をするルパン一味。

 王女と容姿が一緒で入れ替わることになってしまった蘭を追ってコナン、小五郎もヴェスパニア王国へ向かう。そこでルパン一味と犯人探しに巻き込まれていく。

[感想]

 ルパンだけでアニメが出来上がると終始めちゃくちゃって感じのところ、コナンが加わることで適度なめちゃくちゃで収まっていたように感じるから面白い。それでも適度にめちゃくちゃな場面が残っているから、上手に仕上がっている。不二子が追っ手を振り払うのにバイクでコンビニに突っ込んでいくあたりはめちゃくちゃっぷりは健在。それがルパンではなく、不二子だというところに工夫を感じる。

 一方、コナンも超人な行動をとることがあるけれど、今回は飛行機に追いついて車輪につかまって中に入っていくところは、神業。さすがにそれは無理なのでは?って突っ込みたくなるけれど、アニメにそんなツッコミは御法度だろう。

 ミラが19歳で蘭が17歳。このくらいの歳の差なら、体格差はもう無いのかなと思いながら入れ替わる姿を見てしまう。意外だったのは蘭が頻繁に工藤新一が王子様の姿で迎えにくることを想像している場面。こんなにストレートに蘭が真一のことを想像しているパターンって劇場版ではあまり印象がないだけに、興味深かった。

 小五郎に変装したルパンとコナンが協力して、謎解きを語る部分はこの作品の見せ場。たまにルパンが我を出してコナンに語らせない部分があって、そのバランス感覚が面白い。

全体的にルパン一味の方が一枚上手な印象を受ける仕上がり。コナンの素性も知っているとか、銭形の強靭な体力も笑えた。象でも30分は眠らせることができる催眠針を受けても1分とたたずに意識が覚醒しているあたりにもルパン一味の、一歩上を行った世界観が見て取れたように思う。

 ルパン的なタッチのキャラとコナン的なタッチのキャラが融合して一つの世界を作っているというのも面白かった。

非常にバランスよく仕上がった見やすい作品でした。


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また明日!


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