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書籍『本物の教養を身につける読書術』文学を手に取ろう!

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 2 時間前
  • 読了時間: 2分

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 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 より良い読書のために。


 今回は書籍『本物の教養を身につける読書術』を紹介します!


[基本情報]

 著者:出口汪

 出版社:ぴあ株式会社

 出版年:2019年

 ページ数:219ページ


[内容]

 本を読むことのメリット、その中から身につけることのできる論理力、そして身につけた論理力での恩恵を説明する。

[感想]

 読書はいいものだと思う一冊。

・いわゆる名作の勧め

 序章で読書の必要性を紹介している。自分は小説は時間はかかるものの、読み飛ばさずに読み進めている。ただその読書が、ここで説かれている読書と等価なのか、いつも疑問を感じる。結果を残す人たちは読書をしているという説明を読むと、自分は結果が出せていない部類になりそうで、結局、これまでの読書は役立っていなかったのでは?そもそも読むものがよくなかったのでは?と思い始める。

 しかし、ここで言われていたのは、いわゆる名作と呼ばれる作品を読み進めることを推している。その手の本で良いのであれば、自分も手に取ることがあるし、じっくりと読み進めていく対象なのでちょうど良いと思う。

 自分の読書もきっと役立っていると、感じられてよかった。(※もっと読む本を厳選する必要はあるのだろうと思う)

 

・読書の恩恵、想像力を育む

 読書をすることで何が育まれるか。著者が強く説明しているのは論理力が身につくという。論理力がどのようにつくのかは、詳細を読み解けていないのだけれど、もう一つ説明しているものとして、想像力がある。こちらは分かりやすい。

 文章から、どのような情景なのか、どのような心理なのかを想像する。そしてそういった想像力の積み重ねは、新たな創造へのきっかけになるというもの。

 確かに想像力は読書ならでは、と思うし、自分自身もこの恩恵は受けていると思う。

 読書の良さは?と聞かれたら、想像力が身につくよ、と説明するようにしていこうと思った。


・巻末に名作ガイダンス50作品

 論理力の鍛え方を説明されたのち、巻末に名作50作品が紹介されている。

 森鴎外、夏目漱石、芥川龍之介、太宰治、島村藤村、樋口一葉、宮沢賢治、三島由紀夫、谷崎潤一郎、遠藤周作、川端康成、島尾敏雄、福永武彦、中島敦、安部公房、村上春樹、村上龍、三浦綾子、筒井康隆、庄司薫

 などの著書が紹介されている。自分もこまめにこの辺りの著者の作品を挟んでいこうと思った。


 まずは文学に手を伸ばしてみようと思う一冊。


 読了日:2025年11月5日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!



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