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書籍『本を読んだら、自分を読め』読書で人生を変える3つのヒント

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 21 時間前
  • 読了時間: 3分

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 どのように自分を?


 今回は書籍『本を読んだら、自分を読め』を紹介します!


[基本情報]

 著者:小飼弾

 出版社:朝日新聞出版

 出版年:2013年

 ページ数:207ページ


[内容]

 いろんな本に触れることで自分を変えていくことを紹介する。



[感想]

 本を読むことで自分を磨くことを感じさせる一冊。

・自分を変えるとは

 よく何かに不満を感じていて、あるいはモヤモヤを感じていて「このままではダメだ、変わらなきゃ」と思う。これは自分だけではなく、周りの人も同じようなことをよく言っていると感じている。(定量的な数字では示せないが)

 では、自分を変えるとはどうやるのがいいのか。最近読んできた本では、意志の力に頼ってはいけない、やる気に頼ってはいけないと聞く。

 自分を変えることも意志の力に頼るのはダメなのだろうと考えている。

 そこにこの本の初っ端で見つけた言葉。

「自分を変えるには3つしかやり方がない。1つは場所を変える。2つめは時間の使い方を変える。そして誰と付き合うかを変える」(『時間のムダの科学』)

 この一文はとても心に響いた。実に分かりやすいし、なるほどと感じた。行動で変える。その行動の道標になると感じた。

 そして著者はこの三つのヒントはすべて読書を通じて得ることができると言う。だから読書は大切、と言うロジック。

 実に興味深く、分かりやすい。ぜひこの三つのポイントを広めていきたいと感じた。


・本を読む時間がないほど働いてはいけない

 この分かりやすい見出し、なぜ?と思ったら、狩猟時代は2時間も活動したら1日の生活ができたという。働くとは生きるための活動と考えるなら、食べるものを摂るために行う活動が仕事。狩猟時間はそれが2時間だったと。

 ところが農耕型の生活に変わると、もう少し先の食料も手に入るようにしたいと考えるようになり、1日2時間の活動では足りなくなり8時間ほど作業をするようになったのだとか。それが今の1日8時間労働の基本になっているという。

 興味深い考え方。

 特に興味深いのは、たくさん働き、会社のために時間を費やし、自己成長のための時間を持っていないのは決して賢い行為とは呼べない部分は共感。もう少し、本を読む時間を、自分にとってプラスになる時間を確保するように生活することが大切なのではないか、と最近は特によく感じる。


・文章を書きたくなったら

 小説を書いてみたい、と考える人は多い。自分もそう考えている。しかし、著者はまずは「伝記」を書くことを勧めている。伝記を書いたら、すぐに人気作家になれると言う。

 人気作家になれなくても、ふと思ったのは親の伝記を書くことから考えてみたらどうだろうかと。親との会話も、親を知ろうとすることも機会が増えて、それでいて一冊の本にできるのだったら、親が生きてきた証にもなっていいのかもしれない。

 とそんなことを考えた。あわよくばそこで培った力で、他の人物についても伝記を書いてみてはどうだろうか、と言う感じ。

 伝記を書く、と言うのは今までにない視点だったので、大きな発見。


 本を読むことの大切さを感じる一冊だった。


 読了日:2025年5月24日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!




 
 
 

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