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映画『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』探偵ポアロ、ベネチアで幽霊事件に挑む──静寂の中のミステリー

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 22 時間前
  • 読了時間: 3分

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 ポアロ第三弾。


 今回は映画『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』を紹介します!


[基本情報]

 原題:A Haunting in Venice

 監督:ケネス・ブラナー

 脚本:マイケル・グリーン

 原作:アガサ・クリスティ『ハロウィーン・パーティ』

 製作:ケネス・ブラナー

    リドリー・スコット

    ケヴィン・J・ウォルシュ

    ジュディ・ホフランド

 撮影:ハリス・ザンバーラウコス

 製作会社:キンバーグ・ジャンル

      ザ・マーク・ゴードン・カンパニー

      スコット・フリー・プロダクションズ

 配給:20世紀スタジオ

    ウォルト・ディズニー・ジャパン

 上映時間:103分


[登場人物]

エルキュール・ポアロ:ケネス・ブラナー

 名探偵。ベネチアで隠居生活を送っている。

アリアドニ・オリヴァ:ティナ・フェイ

 ミステリー小説作家。ポアロの旧友。


[内容]

 ポアロは探偵業を引退して、ベネチアで隠居生活を送っていた。そこに旧友のオリヴァが知人宅で降霊会をするから見に行こうと言って、無理やり連れ出されていく。

 降霊会には10名ほどの参加者。レイノルズが中央に座って、降霊が始まる。1年前に自殺したというアリシアが降霊して来て、騒然。

 しかしその直後、レイノルズは上の階から転落して死亡する。このことがきっかけでポアロは何が起きているかを捜査するというのだった。

[感想]

 ポアロがベネチアの屋敷で亡霊の謎に挑む作品。

・引退しても

 何がきっかけで引退したのか。ポアロは探偵業から身を引いている。それでも知名度の高い彼のところに連日相談に来る人たちがいる。ポアロはそう言った人たちと極力関わりを持たないようにしようとして過ごしている。

 相談に来てくれる人がいるのに、塩対応というのは悲しい。


・降霊術はインチキ

 ポアロが連れて行かれた降霊会。ポアロは端っからインチキだと考えている。必ずどこかに仕掛けがあると。

 レイノルズはタイプライターを目の前に置き、目を閉じて霊と交信している雰囲気を出す。霊と会話しているような雰囲気を出して、時々、彼女の問いかけに応じるようにタイプライターが動いて文字が打たれる。

 みんなはそれが霊の仕業と考えているけれど、ポアロだけは疑っている。そしてその仕掛けを見破る。超常現象は本当に存在しないものなのか。


・盛り上がりポイントに・・・

 原作がどんな展開なのか。ずっと雨が降る夜の屋敷の中での展開で、変化に乏しい。とびっきりの怖さがあるわけでもなく、謎解きが盛り上がる感じでもなく。やや単調で、疲れている時には眠気に襲われやすい展開。

 もう少し見せ方に工夫はできなかったものか?暗い建物の中で延々と物語が進んでいく、という感じなのが残念な感じ。


 このままポアロ作品は引退?と思う作品だった。


 鑑賞日:2025年7月5日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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