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  • 執筆者の写真Dancing Shigeko

映画『007 / ノー・タイム・トゥ・ダイ』これぞ、ダニエル・クレイグ版007


 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 緊急事態宣言が解除されることが決まり、9/29の夜中からチケット販売が解禁された『007 / ノー・タイム・トゥ・ダイ』。10/1のレイトショー、チケット抑えられたと思ったらネットワークエラーで購入できず、10/2のチケットで鑑賞してきた。


 今回はダニエル・クレイグ主演では最後となる『007 / ノー・タイム・トゥ・ダイ』を紹介します!


[基本情報]

 原題:007 / No Time To Die

 監督:キャリー・ジョージ・フクナガ

 脚本:ニール・パーヴィス / ロバート・ウェイド / キャリー・ジョージ・フクナガ

    フィービー・ウォーラー=ブリッジ

 原作:イアン・フレミング

 製作:バーバル・ブロッコリ / マイケル・G・ウィルソン

 主題歌:ビリー・アイリッシュ『No Time To Die』

 製作会社:ダンジャック / イーオン・プロダクションズ / メトロ・ゴールドウィン・メイヤー

      ユナイテッド・アーティスツ / ユニバーサル・ピクチャーズ

 配給:ユナイテッド・アーティスツ・リリーシング

 製作年:2021年

 上映時間:163分


[登場人物]

ジェームズ・ボンド:ダニエル・クレイグ

 元MI6エージェント。引退してゆっくり暮らしている。


リュートシファー・サフィン:ラミ・マレック

 子供の頃に両親を殺され、マドレーヌに復讐しようと考えている。


マドレーヌ・スワン:レア・セドゥ

 ジェームズの恋人であったが、墓を爆破した疑惑でジェームズと別れる。


ノーミ:ラシャーナ・リンチ

 ジェームズ・ボンドの後にMI6で007を語るようになったエージェント。


パロマ:アナ・デ・アルマス

 キューバでの作戦の時にジェームズと手を組む。


ヴァルド・オブルチェフ:デヴィッド・デンシック

 ヘラクレス計画の殺人兵器開発に携わるロシアの科学者。サフィンに協力している。


[内容]

 ヘラクレス計画で秘密裏に開発されていた殺人兵器が盗まれる。さらにその兵器開発に携わる科学者オブルチェフも拐われる。

 引退していたジェームズはCIAのフェリックスの誘いに乗り、オブルチェフを救出する作戦に協力する。キューバにいるとされるオブルチェフを確保するために、ジェームズは、フェリックスの仲間であるパロマと手を組んで潜入。並行してMI6からは新たな007を名乗るようになったノーミが現地に向かう。

 ジェームズはオブルチェフを確保し、フェリックスに送り届けるのだったが。。


[感想]

 ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンド最終作に相応しい見所満載の007。

・集大成と感じさせる

 これまで家族の絆らしきものを一切見せてこなかったボンド。今回は、最初にマドレーヌとイタリアで別れる場面から始まり、共通の相手と話を聞くために、再会する。それ以降は、最初こそぎこちなかったものの、そのうち心のうちを見せ合って、再び守り合う関係に。さらにボンドの子供まで登場。その子供の愛らしさ、青い目が印象的。

 家族のために、サフィンを倒すために乗り込んでいく。そして待っていた結末。。

 今まで、あまり007で感動した記憶はないけれど、今回はグッと心に響くものがあった。


 余談だけれども、前作のスペクターを復習してから見たら、より一層、内容を楽しめたのかもと思う部分は少し心残り。


・キューバでの救出作戦だけでの登場だったパロマ

 今回の1番の注目はパロマだったかもしれない。もちろん、QのIT駆使力やマネーペニーのボンドを助けるスタンス、新しく登場した007のノーミ。いろんな魅力的な人物が登場したけれど、中でもパロマ。胸元が大きく開いたドレスに身を包んで(包みきれていない)ボンドとともに建物に入っていく。そしてターゲットのオブルチェフを見つけた時の攻撃力。特に印象に残ったのは床に横たわって足技で三人ぐらいの敵を倒した時のシーン。天井から映していたその場面。パロマの華麗な攻撃。この作品の中で1番のアクションだったのではないかと思う。あの辺りの一連の戦いっぷりがとても印象的で、後半にまた登場してくれたらと期待してしまった。

・イタリア、ジャマイカ、キューバ、ノルウェー、ロンドン、そして北方領土

 イタリアの山道をマドレーヌを乗せて一緒に走るジェームズ。到着したホテルの豪華な感じ。外では過去の思いを書いた紙を焼いて飛ばす儀式が行われている。その様子はラプンツェルの一場面を思い出させる。イタリアの街並みは古代文化の気配を残していて、綺麗だった。そんな街中でボンドカーが疾走していくのだから、すごかった。特にボンドがバイクに乗って急斜面を一気に登っていった場面が印象的。

 続いて引退してジャマイカでのどかに暮らす。引退後にふさわしい水と緑ののどかな環境。家は壁がなく、開けた感じの環境。バーに寄った帰り、車が故障して、女性(ノーミ)がバイクでボンドをピックアップ。彼女が、ボンドの家に来て、寝室はどこと行った先がとても開けていたものだから、ちょっと緊張してしまった。髪の毛取るだけで終わったから一安心。

 キューバでは建物の中。キューバらしさの体験とまではいかなかった。

 そしてノルウェーにあるマドレーヌの生家。家の前には大きな湖があって、冬場は完全に凍る寒さ。そこにボンドが訪れる。そこまでの道のりが海の上を一本道が通ってい流。その場面が印象的な景色だった。

 ロンドンでのMI6の場面。そこに切り替わるまでに何度か映し出されるロンドン全体の様子。まだいったことのない土地の全貌が見られるのはいつだって楽しいもの。

 そして最後は北方領土(と勝手に思っている)。日露が領土争いをしている島という名目で一つ島が出てくる。そこにサフィンが工場を作っている。北方領土らしき場所が出てきたというのが映画の中では珍しい。

 いろんな土地が登場して、刺激的だった。


 これまで見てきた007シリーズの中でも内容がわかりやすく、アクションが洗練された印象の残る完成度だった。

 鑑賞日:2021年10月2日


 皆様の感想もぜひお聞かせください!

 それでは、また次回!



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