国内ドラマ『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』第2話 たとえ嘘でも!
- Dancing Shigeko

- 10月17日
- 読了時間: 3分
こんにちは、Dancing Shigekoです!
次はどんな犯罪を?
今回は国内ドラマ『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』第2話を紹介します!
[内容]
#2 ロマンス詐欺に潜む闇
情報犯罪特命対策室に、ロマンス詐欺の捜査をするよう指示が出る。被害に遭ったという通報を受けて、二宮は早速話を聞きに行く。被害者の芝田は2000万円も送金したという。芝田とやりとりをしていたエマについては足取りがつかめず。しかし送金の際に使われた口座に橋本咲希の名前があり、二宮はすぐさま話を聞きにいく。橋本は全く身に覚えがないというが彼女は恋人のパク・デヒョンが関与していると思い、そのことを伝えていた。橋本の反応に何かあると感じた二宮は、彼女の動向をマークさせるのだった。
[感想]
ロマンス詐欺を捜査する1話。
・騙される側の心理
二宮がロマンス詐欺の被害者・芝田に話を聞きにいく。一緒に聞きに行っていた掛川は一度も会ったことがない人の話を信じるなんて、と理解できないという様子を見せている。二宮は騙されていると思っていても、信じたいという気持ちがあるものと理解を示している。
この事象を室長が確証バイアスだなとボソッと言っている。その地味な発言が印象的。
人は信じたいと思うものを信じる、という心理。そこにうまくつけ込んでいるという感じなのだろう。ロマンス詐欺、自分には無縁と思いたいところだけれど、どうなのだろうか?犯罪が巧妙化している印象を受ける。
・それが誰か分かっていても
橋本はパクに騙されていると分かっている。そしてパクが誰なのかも分かっている。それでも二人の関係を続けている。それだけ何かに依存したい、誰かと繋がっていたい、という気持ちが強かったのを感じる。
人は一人で生きていくには、あまりにも世の中は厳しい。どこか頼れる場所が欲しいという気持ちが出ているのを感じた。
・少しの手がかりから
橋本とパクのネットのやり取りを通じてパクの素性を掴もうと調べる。彼女の対話の記録を全部読み進めていく中で、ヒントを見つけようと読み込んでいる。そして、パクがプレゼントを送ったというやり取りから、パクが現実に存在することを示す出来事。そこから情報を追いかけていって、パクが何者かを突き止める。この辺りの勘所は二宮の凄さと感じた。みんなも一度読んでいた対話。彼女が一人残って読み返していて、そのことに気づくのだから、他とは異なる着眼点を持っているのだと思う。
ネットの中で知り合った人物、信じてはいけない、と思う1話だった。
前話感想→こちら
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それでは、また次回!
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