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国内ドラマ『永遠の0』第1話 祖父 宮部久蔵の半生を探る

執筆者の写真: Dancing Shigeko
Dancing Shigeko
2021年12月6日
読了時間: 3分

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 やや季節外れと思いながらも鑑賞を始めてみた。


 今回は国内ドラマ『永遠の0』の第1話を紹介します!


[内容]

 佐伯慶子は終戦60年記念の特集として祖父 宮部久蔵について調べることにした。兄 健太郎と共に宮部を知る長谷川梅男、伊藤寛次、井崎源次郎、永井清孝のところを訪れて話を聞いていくのだった。

 最初は臆病者で卑怯者というイメージを持った二人だったが、話を聞いていくうちに命を誰よりも大切にし、家族のために生きて帰ろうとしていたことが伝わってくるのだった。


[感想]

 宮部久蔵の真実を調べていく第一話。

・見る人によって捉え方は異なるもの

 宮部久蔵が憎いというものもいれば、結構好きだったという人もいる。特攻で死んだと聞かされて、皮肉だと思う長谷川。人一倍命が大切だと感じていて、そのことを教えてくれたことを感謝している井崎。

 臆病者だという伊藤。あれだけの操縦をやって退けていたのは日々鍛えていたことを知っている永井。

 人はバイアスがかかった状態で他者を見る。そのバイアス次第で、悪い印象ばかりが蘇るものもいれば、いい印象が残る人もいる。

 その典型的な見せ方と感じる。臆病者だと考えていた人たちは、きっとその後もそう思い続けるだろうし、命を大切にしようとしていたと思う人たちには、立派な人だったという印象が残り続ける。

 そういったいろんな意見を聞いて、いかに客観的に描くか。それが記者、編集者の腕の見せ所なのだろうと思う。


・命を大事にしようとする姿勢

 死にたくない、と堂々と言ってのける宮部久蔵。その役を向井理が演じる。坊主頭の向井理が静かに、私は死にたくありません、と言い切る姿は、宮部久蔵そのものに感じられる空気があった。結構、合っていると感じる人選と感じる。


・戦友求めて行く先

 小湊鉄道のようなローカル線に乗って訪れていく様子が映し出される。2両ほどの車両がのどかな場所を走っていく。戦争に出兵した人たちは、こう言った静かな場所で余生を過ごしているのだろうか、と思いが過ぎる。そこで出てきたのが小湊鉄道とは限らないけれど、四人中二人はそういった本数が少ない場所に住んでいそうな感じだった。


・一番印象に残った場面は…

 久蔵が1日だけ家に帰ることができた日の夜、妻 松乃と静かに晩御飯を食べる。結婚して1週間しか一緒に過ごしていない彼女とどんな話をしたらいいのか分からず、そのまま夜になる。明日、また出発することを話し、久蔵は外套を見せる。行き先を聞かれ、海が凍る場所とだけ答えると、松乃はその外套を受け取って綿を入れるのと、えりに皮を縫い付ける作業を始める。久蔵がどこに行っても寒くないように、彼女ができる最大限の行為を見せる。その様子には、自然と涙が込み上げてきた。例え1週間の結婚生活でも、二人の間には確かに愛があり、お互いが生きて一緒に生活をしたいと思う気持ちが心底伝わってくる場面だった。多くを語らなくても相手のことを考えている関係というのは、とても心温まるものがあった。


 健太郎が口にした、そんな性格の久蔵が「なぜ、特攻に志願したのか」が気になる展開の終わり方だった。

 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!



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