国内ドラマ『最後の鑑定人』第7話 DNA鑑定VS歩容解析!司法と科学の交差点を描く
- Dancing Shigeko
- 9 時間前
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こんにちは、Dancing Shigekoです!
土門と尾藤はどんな協力を見せるのか?
今回は国内ドラマ『最後の鑑定人』第7話を紹介します!
[内容]
#7 DNA鑑定を覆せ! 土門は冤罪を防げるか?
横手紘奈が殺害され、容疑者として北尾洋介が逮捕される。しかし、彼は容疑を否認。相田弁護士は、彼が無実であることを突き止めてほしい、と土門に依頼。土門は現場付近を撮っていた映像から歩容解析で、北尾が犯行に及んでいないことを示していくのだった。
[感想]
無実を主張する青年の潔白を証明する1話。
・DNA鑑定と言っても
DNA鑑定の手法に複数ある、ということはこれまで考えたこともなかった。今回、STR法と呼ばれるものと、男性にだけあるY染色体を対象としたY-STR法があることが発見。STR法が一般的には鑑定結果として使われる。
今回の場合は、被害者と容疑者のDNAを完全に分けて鑑定することが難しく、判定不能という結論。そこで、犯人が男性であるという仮説のもと、Y-STR法で鑑定をしたところ、容疑者として北尾洋介が浮上したという流れ。
しかしY染色体は父親と男の子供と同じものである、という。そのため、Y染色体だけから犯人を限定することは困難なのだとか。
いろんな発見がある。
・歩容解析で人物特定
歩き方の特徴から、人物を特定する。動画の中のわずかな歩いている姿を解析に使う。真横から撮っていない感じの動画でも歩容解析ができていたのか。今回の事件の鍵は歩容解析で犯人を特定することに成功。
人それぞれで歩き方が異なるという事実。捜査の目を撹乱しようと思ったら、いろんな部分で普段と違う動きを取らないといけないと感じる。科学捜査が進んでいくと、衝動的に犯罪を犯した場合、すぐに見つかるのだろうと感じる発見。
・科学は嘘をつかない
土門が科学は嘘をつかない、と説明をしていると、検察の人が、真実を決めるのは司法だと訂正をしてくる。この検察官、どうしてわずか一つの鑑識結果だけで、犯人を決めつけようとしていたのか。謎いっぱい。日本の検察は冤罪体質なのか。
一方で、国内ドラマ『能面検事』のようにしっかりと証拠が揃っていること、矛盾がないことを確認してから、起訴しようとする流れもあって、検察官によって対応はそれぞれということだろうか。
この検察官はなぜそこまでして、事件の解決を急いでいたのだろうか。その辺りの背景が描かれていないのが気になった。
科学の力でいろんなことが分かるのを感じる1話だった。
前回感想→こちら
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それでは、また次回!
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