国内ドラマ『明日はもっと、いい日になる』第9話 姉思いな妹の虐待騒動?
- Dancing Shigeko

- 10月3日
- 読了時間: 3分
更新日:10月7日
こんにちは、Dancing Shigekoです!
次はどんな?
今回は国内ドラマ『明日はもっと、いい日になる』第9話を紹介します!
[内容]
#9 新たな命ときょうだい児の想い
橘柊果が虐待を受けているから保護してほしいと児童相談所にやってくる。事実確認ができるまで保護することになる。彼女の生活を聞くために両親と連絡をとって、話を聞くが虐待の事実は認められず。
調べていくと、姉は重度の病気で足が動かせないという。彼女のリハビリがずっと続いていて、その事実が柊果を苦しめているのではないか、と蔵田たちは姉・菫玲にも話を聞きにいく。
その頃、保育士ほ栗原は妊娠のことを誰にも言えず、一人悩んでいるのだった。
[感想]
女子中学生が自ら保護を申し出てくる1話。
・虐待の痕跡はなし
虐待を受けていると言ってやってきた柊果。しかし見た感じアザなどはない。何かに怯える様子もなく、どちらかというと非常に落ち着いている。そこで出てきた内容は、自制・我慢というキーワード。さらに姉が車椅子生活。たまに柊果が姉のリハビリに付き合っていたことがあるという。それで病気の姉を気にして、本心を出せずにいるのでは?という推測で彼女と話をしてみるという流れ。
虐待と嘘をついてまでやってくる。その深層心理を探るのは難しいものなのだろうね。
人の心の中は誰にもわからない、と感じさせる。
・すれ違う思い
なんとか柊果から話を聞き出すと、姉が大好きで、リハビリ疲れで限界になっているのではないかと思ったという。だから、リハビリを1日でも休めるように、両親の注目を自分の方に向かせようとしたという。
ところが姉の方は柊果がもう限界なのだと思っていたという。お互い、相手のことばかり気にして、まったく頓珍漢な見立てを立てていたことが明らかになる。
想像では知ることのできない相手の気持ち。まったく真逆のことを考えていたのだから、お互い、気遣い損。人の心のうちなんて分からないのだから、下手に勘繰るのではなく、はっきりと聞くのが一番、と思った。
・ちゃんと親になれるかな?
橘家が柊果の虐待騒ぎを機に家族の絆が強くなったような感じで描かれている。そして、保育士の栗原は自分はちゃんとした親になれるのか、と不安に思っているのを児童所のみんなが応援している。完璧な親なんてなく、みんな少しずつ親になっていくのだと。
自分は親として成長できているのだろうか。こういう生まれてくる赤ちゃんを楽しみにしている姿を見ると、自分はどうだっただろうか?今はどうだろうか?と比較してしまう。
今からでも、さらにできることをしてあげられたら、というのを感じるきっかけになる。
人の心のうちは分からないもの。一人で思い詰めず、ストレートに相手に聞いてみることも大切と思う1話だった。
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それでは、また次回!
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