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国内ドラマ『明日はもっと、いい日になる』第6話 小学生の無垢な願いが突きつける現実―外国人労働者と家族の苦悩

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 2 日前
  • 読了時間: 2分

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 どんな子供が?


 今回は国内ドラマ『明日はもっと、いい日になる』第6話を紹介します!


[内容]

#6 消えた子どもの無垢な願い

 小学校に子供がいた。その学校の生徒ではない、と分かり、児童相談所に連絡がやってくる。その子は一ノ瀬愁と名乗る。特に虐待などを受けている気配もなく、親を探す。親は離婚していて、母親のリンはベトナム人。申請の仕方が分からず、処理が滞っていたのだと言うのだった。


[感想]

 住居不明の小学生を保護する1話。

・特に不満なく育っている小学生

 小学校に忍び込んだ男の子。カウンセラーの確認では特に虐待を受けている様子もなく、母親の愛情をたくさん受けて育っているという。それなのに、家のことは話さない。意味ありげな存在。なぜ、話そうとしないのか。


・外国人労働者の実態

 すると、実は母親はベトナム人。そして調べていくと不法滞在だということが発覚する。愁は知っていて、母親のことを言わなかったのか。それとも純粋に言いたくなかっただけなのか。

 そして愁の母親。日本で働くために結婚したのか?しかし離婚してしまって、日本に住む権利がなくなっている状態になる。これが日本に来る外国人の実態だろうか。日本に住めるようにするために一旦は結婚してみるけれど、長続きせず、離婚。気づいたら不法滞在。

 どんな制度になっているのだろうか。


・法に基づき

 出入国在留管理局の小坂がリンの引き取りに来る。それを児相のメンバーがなんとか阻止。リンがなんとか息子に会えるようにするために時間稼ぎをしている。それでも小坂が非情な態度でリンを引き取ろうとしている。

 目の前でリンと息子・愁のやりとりを見させて、それで小坂へ引き渡す。法に基づき、すぐに自国へ送還される流れのはずだったけれど、子供とのやりとりを見せられた小坂は、温情対応。

 時には法律通りではなく、柔軟な対応も見せられるものなのか。これまた現実がどうなっているのか、気になる。やっぱり強制的に送り返されるのだろうか。


 日本に滞在する外国人が少しずつ増えてきて、このエピソードのように育児で苦労しているのだろうと考えさせられる1話だった。


 前回感想こちら


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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