国内ドラマ『明日はもっと、いい日になる』第4話 ケアの境界線が揺れる…蒔田と葉月の"定期関係"に葛藤が走る
- Dancing Shigeko

- 8月18日
- 読了時間: 3分
こんにちは、Dancing Shigekoです!
児相に乗り込んできた母を宥められるのか。
今回は国内ドラマ『明日はもっと、いい日になる』第4話を紹介します!
[内容]
#4 児童心理司のアフターケアと涙
蒔田は毎週水曜日定時に帰っていた。その理由は児童心理司1年目の時の最初の相談対象だった石田葉月と定期的に会うことだった。
葉月は彼氏ができたと言って、蒔田に紹介するが、蒔田は不安を顔に覗かせる。その翌日、児童が夜間出歩きで、葉月が補導されてくる。なぜ、遅くまで出歩いていたのか、理由を聞き出そうとするが、蒔田に話してもらえず、関係は悪くなっていく。
蔵田は蒔田の代わりに、葉月の彼氏の素行を確認に一人乗り込んでいくのだった。
[感想]
蒔田が一人突っ走っていく1話。
・夏井には注意をするのに?
夏井がプライベートで、相談者と会うことに対して蔵田は厳しく言うのに、蒔田が会っていたと聞いても、誰も何も言わない。深入りは禁物といういつもの言葉を誰も言わない。なぜなのか。気づかれていないからなのか。
それとも、その週一会うこと自体がケアの一環だったのか。
・定期的に会う相手
蒔田が毎週水曜日に、葉月と会う。彼女は未成年。まだ17歳の少女。5年近く、そういった関係を続けていそうな感じ。よく嫌にならないなぁというのが正直なところ。友達とでも、毎週会うなんていうのは、正直、しんどいような気がするのに。それを家族でもない者同士が毎週顔を合わせる。
そんな関係だったら、もっと心を開いていそうな気もする。それなのに蒔田は葉月にケアという言葉を使っている。そういう感覚で業務外に相談者と会うというのはリスクが高いのだろう。相手は感情移入をしているかもしれないだけに、そのギャップがはっきりした時にショックは大きいだろうと思う。
5年近くそう言った関係なのに、”ケア”という言葉を使うことも不思議だし、そもそもそれだけの期間、定期的に会うという設定にただただ驚き。
・未成年と交際
葉月の彼氏は、葉月が未成年と分かっていても交際を続けている。その理由は、葉月がいい感じでお金を出してくれるからと言うもの。未成年がクレジットカードを持っているという設定も驚きだけれど、そういう未成年と知り合ってお金を巻き上げようとする若者がいると言うのも、悲しい世界観。
お金のあるところにはいい人も悪い人も集まってくる、という構図なのだろう。程よくお金があると言うのが、実はいいのか?とびっきりお金があるのがいいのか。
なんにしても人を見極める力があることが大切なのだろうと思った。
心の友ができると、もっとみんな楽なんだろうなと思う1話だった。
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それでは、また次回!
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