こんにちは、Dancing Shigkeoです！
週末の朝に鑑賞するのが当面の生活になりそう。
今回は国内ドラマ『日本沈没ー希望の人ー』 第5話を紹介します！
前回感想 → こちら
[内容]
天海は地震の際に椎名を庇い、頭部に怪我をしていた。意識を取り戻すと、避難バスの安否を心配し始める。その時、松葉町付近のトンネルが崩落していて、避難バスが被害にあったと知らされる。椎名に現地に行ってみようと言って、荒れ果てた道を車や船を活用して移動。最後は歩いて現地入りする。
避難所で娘の茜を見つけて安堵していた。
一方、未来推進委員会では田所が第二波ひないと断言して、復興に向けた活動に舵取りしていた。
天海は避難所の物資が届いていないことを石塚に伝える。すると、翌日自衛隊と共に東山総理が現れる。そこには常盤もきていて、天海に謝罪するのだった。東山からも再度力を貸して欲しいと頼まれるのだった。
[感想]
関東沈没から一夜明けて復興に向けた動きと安否確認に苦労する一話。
・組織の力と個人の力
天海は松葉町までたどり着いた後、避難所の苦しい状況を目の当たりにする。そして自分のできることをやる。さきしそこには限界があって自分一人の無力さを痛感させられる。常盤と会ったときに、組織の力がどれだけすごいかを思い知らされたと思いを話す。組織の力。組織も個人個人の集まりだけれど、力を合わせることで、物資の搬送や道路の復興、避難場所の確保などができるのだと再認識する場面。
組織の中にいると、自分一人がいなくても影響はないと感じることもあるけれど、組織一人一人の力が最終的な結果につながっているのだなと、認識が改められた。
・悔やむ常盤
関東の一部が沈没するのを目の当たりにした常盤。未来推進委員で気を取り直して指示を出すものの、その度に天海との議論の内容を思い出す。天海が正しかったのに意見を聞くことができなかったことを悔やむ様子を見せる。それを、みんなが同意して進めていたことと励ます相原。そう言った後悔を見せつつも、里崎に期待されている様子も映し出される。今回、常盤は天海に謝罪して、未来推進委員会に戻ってくるようにお願いしていたけれど、里崎の方針に対して今後も同調していくのか。真意が読めないと感じる。
・松葉町に向かう道
トンネルが崩落したと聞いて、見に行こうと言い出す天海。車で通れるところは限られていて、行く先々が通行止めになっている。
そして陸路が完全に遮断されていると知ると港に向かい、残っていた漁師(?)に、東京湾の反対側まで連れて行って欲しいと頼み込む。なんとか神奈川側に入ると、再び車。そして途中から徒歩。一日で到着したのか。かなりの距離を移動しているのだろうなと感じさせる。
また道が閉ざされると移動手段に困るものなのだと痛感。道なき道を歩いて行くことはさすがにしないのだと知る。こう言う時のために足腰は鍛えておかないといけないって感じてしまった。
・一番印象に残った場面は…
なんと言っても天海が意識を取り戻した避難所での出来事。家族の安否を確認したくて、みんな公衆電話を使っている。その中に一人小学校低学年(?)の女の子もいた。お母さんを見つけようと電話を占拠しているのを、周りの大人たちがどかそうとする。みんな必死で、かつ動揺しているのが伝わってきた。ただ大人が寄ってたかって子供に早く電話をあけろと詰め寄るのはやりすぎなのではないかと感じてしまう場面だった。
・自分ならその時…
田所が第二波の可能性はゼロと断言する場面がある。それを聞いてみんな安心する。もし自分がその場にいたならば、そこは鵜呑みにはしなかったのではないかと思う。多少なりとも可能性があるとして、何かしら手を打つことを考えた方がいいのではないかと思いそう。実際にその場にいたわけではないので、早々に都合の良い事実に靡いてしまうかもしれないけど、その場面を見た時は、みんな油断しすぎではないのかと感じた。
新たな予兆を感知して終わった一話。果たして日本がどうなっていくのか。気になる展開だった。
皆様の感想も是非お聞かせください!
それでは、また次回！