アニメ『葬送のフリーレン』第13話 感想 | 「今さら」は動かないための言葉なのか

こんにちは、Dancing Shigekoです!
どこに辿り着くか?
今回はアニメ『葬送のフリーレン』第13話を紹介します!
[内容]
#13 同族嫌悪
フリーレンは底なし沼にハマっている男性・ザインと話をしていた。魔法で助け出す。助けてくれたお礼をしたいし、感謝祭の前で忙しいけれど、村によっていったらどうだ、とフリーレンたちにいうが買い出しのために街に行きたいからと断って出発。ところがシュタルクが毒蛇に噛まれて、出血が止まらない。街までは移動できそうにないというので、村に戻る。するとザインが解毒魔法で治してくれる。優秀な僧侶、兄にも頼まれて、最初は渋っていたが、彼を冒険に連れ出そうとフリーレンは働きかけるのだった。
[感想]
底なし沼にはまっていた僧侶・ザインと出会うフリーレンたち。
冒険に出たい気持ちはあるのに、「今さら」と自分に言い聞かせるザイン。その言葉が、思った以上に自分にも引っかかった第13話。
・「今さら」は逃げるための言葉なのか
ザインは、今さら冒険に出ても意味がない、もう手遅れだと言う。
それに対してフリーレンは、今の時点で本当に手遅れなのかは分からないし、動かなかった結果、本当に手遅れになった時に後悔するかもしれないという見方を示す。
このやり取りを見ていて、「今さら」というのは、動きたくない理由をもっともらしく言っているだけなのかもしれないと思った。
自分にも「今さら」と感じることはたくさんある。
例えば、今の職場に対して何かを期待すること。
ただ、今回の話を見たからといって、もう一度期待してみようという気持ちには残念ながらならなかった。
ここだけは、やり場のない感情が渦巻いていて、どうすることもできない。
それでも、「今さら」という言葉そのものが、いつも本当に手遅れを意味するわけではない。
ザインを見て、そのことは少し意識するようになった。
・フリーレンがザインを放っておけない理由
今回のタイトルは「同族嫌悪」。
最初は、この言葉が何を意味しているのか少し分かりづらかった。
ただ、ザインを見ているフリーレンは、昔の自分を見ているのかもしれない。
やりたいことがあっても、自分なりの理由をつけて動かない。
フリーレン自身も、ヒンメルたちとの10年間を「短い時間だから」と捉え、人間のことを深く知ろうとしてこなかった。そんなフリーレンの背中を押したのがヒンメルだった。
だから今度は、フリーレンがザインの背中を押そうとしている。
第1話では「もっと人間を知ろう」と思い始めたフリーレン。
ここまで旅を続ける中で、相手の心を考えるようになり、今回はとうとう誰かを動かそうとしている。
ヒンメルから受け取ったものを、今度はザインへ渡しているようにも見えた。
・魔法使い、戦士、僧侶でドラクエっぽくなってきた
ザインはかなり優秀な僧侶。
毒蛇に噛まれたシュタルクを、解毒魔法ですぐに治してしまう。
魔法使いと僧侶では使う魔法が違うという設定も、ファンタジーらしくて興味深い。
前回登場したクラフトはモンクだった。
モンクと聞くと、どちらかというと『ファイナルファンタジー』っぽい職業という印象がある。
一方で今回のパーティーは、魔法使いのフリーレンとフェルン、戦士のシュタルク、僧侶のザイン。
この組み合わせはかなりドラクエっぽい。
第1話でも「ドラクエ?」と思ったけれど、仲間が増えていくことで、また冒険ものらしさが強くなってきた。
「今さら」と言って動こうとしないザインに、昔の自分を重ねるフリーレン。ヒンメルに背中を押された彼女が、今度は誰かの背中を押す側になった。
フリーレン自身の変化も感じた第13話でした!
前話感想→こちら
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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