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海外ドラマ『ライ・トウ・ミー 嘘は真実を語る シーズン3』第12話 愛情は平等に!

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 2024年3月24日
  • 読了時間: 3分

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 カルへの依頼は続くのか。


 今回は海外ドラマ『ライ・トウ・ミー 嘘は真実を語る シーズン3』第12話を紹介します!


[内容]

#12 誘拐

 コレット・ブラッドリーは夫レインに指摘されて、ドラッグストアにオムツかぶれ用のクリームを買いに行った。赤ちゃんのキミーが寝ていたため、キミーを車に置いて、急ぎお店に入っていくが、出てきた時にはいなくなっていた。

 コレットは男女二人組にキミーを誘拐されたと報道陣の前で発表していたが、カルはその様子を見て彼女が嘘をついていると見抜く。何を隠しているのか、そしてキミーを見つけ出すためにカルはジリアンらと捜査に協力するのだった。


[感想]

 赤ちゃんが誘拐され、その真相に迫る一話。

・暴君である父親

 LJは父レインがキミーにばかり愛情を注いでいることを快く思っていなかった。そんな気配を感じたカルはLJと話をするときに、自分と境遇が似ているから話が合うはずだと話し始める。ところがカルはLJの反応を見ているとちょっと違うと感じ始める。

 試しに真の暴君はカルの話したような父親。週三回バーで飲んで帰ってきて、妻に暴力。階段を上がってくる足音に恐怖に感じ、神に祈るような状況。

 それに比べたらLJの父親は、暴力はなく、行動に対して暴言が主。LJはカルの話を聞いて、自分の置かれている状況が穏やかだと思ったのか、真実を語りだす展開。

 カルの話した父親像は本当の経験だろうか、作り話だろうか。リアリティあふれる表現で、真実っぽくも聞こえる。果たして?LJを説得するための作り話だったように感じる。


・母親の嘘

 母親コレットはキミーが男女二人組に連れ去られたと報道陣に説明している。なぜ嘘をついたのか。嘘をつく理由は、彼女が目を離したすきにキミーがぐったりしていて、死んでしまったから、死体を遺棄した、という展開なのだと想像。

 実際には最悪の事態は違う。どちらかというと、自分のミスでキミーが誘拐された、と夫に分かったら、殺されかねない。そういった恐怖のあまりの嘘。

 赤ちゃんが誘拐されたという緊急事態でも、夫のご機嫌を心配する、というのは、やや異常と思うけれど、この家族はこの先、うまくやっていけるのか?


・家族というものは

 今回の事件の背景には、家族での不平等感が原因だった。長男LJ(高校生くらい)は、父親に完全に無視されている感じ。水泳の選手に選ばれたことを母親は褒めているのに対して、父親は無反応。娘のキミーばかり甘やかしている感じ。平等に愛情を注がれていない。そのために父親に対する反感が芽生えた、という流れ。

 実際問題、兄弟がいた時に、同じように接することができるものだろうか。それぞれの良い部分に目をむける性格でいたら、いいのだろうけれど、悪い方に目が行く傾向が強いと、なかなか難しいように思う。

 今回のような家族内での不協和音が事件に発展する、というのは、世の中で多いのかもしれない、と感じた。


 もっとお互いを認め合えるような寛大な心を持つことができたら、と思う一話だった。


 前回感想→こちら


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


 
 
 

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