こんにちは、Dancing Shigekoです!
佐倉はどんな結論を出すのか。
今回は国内ドラマ『silent』第11話(最終話)を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#11 変わったもの、それでも変わらないもの
佐倉は、青羽との再会で辛い気持ちが戻ってしまったという。それを聞かされた青葉は別れを覚悟する。それでも最後にもう一回話をしたいと言う。話しやすい場所を佐倉に選ばせると高校を指定してくる。
青羽は佐倉に高校に会いに行って、思いをぶつけるのだった。
[感想]
青羽と佐倉の物語の結末が描かれる最終話。 <対照的と感じる> ・二組のカップル
青羽と佐倉、桃野と春尾。結構、この二人対象的だったと感じる。
青羽と佐倉はお互いが近づこうとすればするほど、辛い気持ちになっていく。それをなんとか理解し合おうと、気持ちでカバーする。悲壮感が滲み出る。
一方、桃野と春尾はろう者と聴者が交際することは不可能と思う桃野の考えに、春尾も同調。それでもお互いがその遠い距離感から、話し合うことで、理解し合える。あまり恋愛感情という感じはなく、純粋にお互いの価値観を理解しあっているという感じ。何よりも二人の笑顔が多い。
どちらかと言うと桃野、春尾の方が幸せに一気に近づいたと感じた。
<支える側になっても>
・常に心配している戸川
戸川は花束を持っている人を見かけると幸せになると言う。人の幸せを喜ぶタイプなのだと言うのが仄めかされる。
それを描くかのように、光に呼び出されてパソコンの対応をしてあげている。そして帰ろうとすると青羽とばったり会う。その様子に異変を察知。優しく声を掛ける。
その後も光にはめられて青羽のところに届け物を持ってくる。その時の青羽の様子を見て、佐倉をどこに呼び出したらいい?と聞く。そう言った様子を見ていると、青羽のちょっとした異変にすぐに何があったか分かるのだなと。それだけ気にかけているのだなと分かる。
青羽と別れて、もっとウジッとするのか、と思う部分もあっただけに、この爽やかさというか、割り切れる辺りに、本当に人の幸せが好きなタイプなのだと感じさせられた。
<自分だったらどこ選ぶ?>
・二人の始まりの場所
青羽がもう一度しっかり話したいと言う。場所は佐倉が話しやすいところでいいと指定する。卒業生が勝手に入っていいものなのか、と思ってしまうけれど、顧問が段取りをつけておいてくれたみたい。
すごいと思ったのは、青羽が自分の席を覚えていたこと。自分はどの席に座っていたのか、全く覚えていない。教室の場所はぎりぎり覚えているものの、どの席だったか。こればっかりは全く。
それに比べて青羽が普通に座っていると言うのが、ただただすごいと思ってしまった。
そして黒板を使って会話。青羽の書いた文字を佐倉が手で消す場面は背筋がゾクゾクっとしてしまった。
高校で会うと言うのは、どんな気持ちなのだろう。体育館にも入って。今、自分が行ったら、懐かしいのだろうなと思う。こんなシチュエーションがあったら、ほっこりしてしまいそう。
そして二人はこの先も幸せに過ごしていくのだろうと思う最終話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
Comments