こんにちは、Dancing Shigekoです!
結婚の準備は順調に進むのか?
今回は国内ドラマ『春になったら』第8話を紹介します!
[内容]
#8 “グラッチェ椎名”最後の実現販売!父の退社式
雅彦は自転車での通勤に限界を感じていた。仕事を辞めることを社長に相談。社長は日曜日に退社式をしましょうと言って、最後の品を持ってくる。キッチンバサミを実演販売で200個販売することを目標に掲げる。
瞳は龍之介の授業参観に参加したり、カズ丸と結婚式の話を進めたりしていた。そして雅彦の最後の仕事の日にはギリギリ様子を見にいくのだった。
[感想]
雅彦が仕事最後の日を迎える1話。
・授業参観で何思う
瞳が龍之介から招待状を受け取って、授業参観に参加する。いいところを見せようと龍之介は張り切って手を挙げるけれど、先生に指されて急に気持ちが萎んでしまい、発表を拒否する。その様子を見ていたカズ丸は心配そうに、瞳も何が起きたのかな、と思って気にしている。
その後、他の子供達の発表の様子を見ていて、瞳は感動のあまり涙を流し始める。カズ丸にしてみたら、龍之介は発表を控えるし、瞳は泣き始めるし、何やら大変な授業参観だったのではなかろうか。
授業参観、何に注目して見ておくのがいいのか。子供の頃、逆に何を思っていたか。今となっては?どちらの立場でも参加したことのある参観。自分の記憶も辿る場面だった。
・まさかの緊急案件
雅彦の最終出社日。瞳は午前中だけ出社して、見に行くことにしていた。そろそろ仕事を上がろうとしている時に、瞳の担当している妊婦 矢萩から連絡が入る。陣痛のような痛みを感じるという。それで瞳は彼女の診察。
電話の応対も、矢萩が来てからの対応も、まったく急いでいる感じを見せない。この神対応に感動。こんな時になんで!?くらいは思っても良さそうな感じなのに、曇りない表情でにこやかに矢萩に接している様子に神を見たと感じた。すごいね。人ができている、と心から感じた。
・終わりを迎えて
最終日、みんなに見送られて、職場をさっていく雅彦。まだ働きたいけれど、もう痛みを堪えて立ち続けるのは無理と考えて引退を決めた雅彦。最後まで働いていたというのは、ただただ驚き。
瞳が高校の頃、店頭販売をしている父親を見かけて恥ずかしそうにしていた場面が映し出される。今なら、父の仕事を見守ることができる。この心境の変化も、雅彦の終わりが近づいているのを感じさせる。
仕事を終えて、家でささやかなお疲れ様会をしている雅彦と瞳。雅彦が「一つ一つ終わっていくな」と呟いている。その言葉が重い。
これは闘病をしている人に限らず、仕事を定年退職した人たちも感じることなのかも。ただ、その終わりの近さをどのくらいに感じているか、だけの違いであって、定年まで働くとか、もうこれ以上は働けない、というところもあで働いて仕事を終わるというのは、複雑な気持ちになるのかも。みんな普通に挨拶をしていくけれど、内心は穏やかではないのかもしれないと思うと今後の見え方が変わっていくと思った。
仕事を引退するというのは、かなり大きな転機になるものなのだと改めて感じる1話だった。
前話感想→こちら
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それでは、また次回!
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