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執筆者の写真Dancing Shigeko

国内ドラマ『春になったら』第7話 その時が近づきつつ

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 結婚の話が再び軌道に乗るのか?


 今回は国内ドラマ『春になったら』第7話を紹介します!


[内容]

#7 ふたりで最後の家族旅行!芸人の一大決心

 雅彦は少しずつ食が細くなり始めていた。瞳は雅彦の死ぬまでにやりたいリストを見せてもらい、雅彦はカズマルとの結婚は二人次第だと言う。瞳の結婚までにやりたいことリストでお父さんともう一度旅行、とあるのを見つけて、雅彦はキャンプに行くことを提案。

 いちご狩りや釣りを楽しみ、夜は焚き火の前でのんびりする旅行を楽しんでいた。

 瞳は結婚までにやりたいことリストを復活させて、美奈子とエステ、料理教室にも行っていた。

 カズマルは塾講師をアルバイトに変えて、芸人もすることにしていた。そして瞳と雅彦を招いてライブを行う。その内容は瞳と雅彦へのメッセージになっていた。結婚をしてくださいとその場でプロポーズして、雅彦は二人の結婚を認めるのだった。


[感想]

 瞳と雅彦、お互い覚悟を決めつつあるのを感じる一話。

・ボソリと一言

 瞳と雅彦が相模湖畔へキャンプへ行く。日中、いちご狩りや釣りをして楽しんでいる。アウトドアを堪能して、夜は焚き火。星空を眺めながら、雅彦は「死ぬのが怖い」とポロリとこぼす。

 体の痛みが増し、確実に死が近づいてきて、意識し始めているのが分かる。治療は受けないと決めても、やはり終わりがやってくるのは恐怖なのだと思う。その先にどんな世界が待っているか分からない不安。一緒に過ごせなくなる寂しさ。

 いろんな思いが混ざっているのを感じる。自分だったら正気を保てるものなのか。考えさせられる。


・キャンプ満喫

 とは言え、いちご狩りでは相変わらず声の大きい雅彦。面白い形のイチゴを見つけてきて楽しんでいる。自分が先日行ったいちご狩りでは雅彦みたいに面白い形のイチゴには手を出さなかったことを思い出し、こう言ったいろんな形を探すのを楽しむ方法もあったのだと感じる。

 さらに釣りをしている二人。釣れた魚をどうやって針から取るのか分からず、苦戦している様子が印象的。それでも魚を釣れているのがいい。

 そして焚き火。寒い夜に焚き火。あのほんわかした感じは、のんびりとできるのだろうと思う。野外活動を存分に満喫するキャンプとは、こう言うタイプのものかもしれない、と参考になった。


・二人の道が

 瞳とカズ丸の道が完全に別れていくのか、と思っていたけれど、カズ丸が方向転換。自分の選択が間違っていたと感じて塾講師をバイトに戻してもらっている。この辺りを相変わらず、瞳と相談しないのは、ちょっとリスク?と思ったけれど、果たしてどうだろうか?

 何はともあれ、カズ丸が芸人を再び目指す道を歩み始め、瞳はカズ丸と再び結婚したいと考え始めている。そうすることが、花嫁姿を雅彦に見せることが、雅彦への最後の親孝行になると考えているようにも見える。

 ここからはこの二人は迷うことなく、結婚へと突き進んでいくのだろうと感じる。幸せへの一歩を歩み始めたと感じる。


 幸せと恐怖が入り混じる。複雑な心境が少しずつ色濃くなっていくのを感じる一話だった。


 前話感想→こちら


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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