こんにちは、Dancing Shigekoです!
次は何を叶えるのか。
今回は国内ドラマ『春になったら』第5話を紹介します!
[内容]
#5 涙の大喧嘩再び!すれ違う父娘の想い
雅彦は岸に葬式の話を相談していた。また阿波野先生から人生ノートの紹介をされて、少しずつ書き進めていた。
瞳はカズくんが正社員になったと報告を受けていた。それで結婚の話を真剣に進めようと持ちかけられていた。しかし瞳はあまり気持ちが結婚の方に向いていなかった。
そんな中、龍之介が家出をしてカズくんと瞳は一生懸命探すが見つからない。雅彦から連絡があって帰りに見かけたから家に連れて来たという。龍之介の冴えない表情を前に、雅彦はカズくんに根性がないと言って無責任なことを言っていた。
カズくんが帰った後に雅彦と瞳はカズくんとの結婚のことで喧嘩をするのだった。
[感想]
瞳と雅彦が喧嘩をする一話。
・人生を見つめ直す
雅彦が人生ノートを紹介されている。自分の人生がどんなだったかを考えるためのテンプレートのようなノート。そのノートにせっせと書き込んでいく雅彦。一番の思い出や、誰かに残したいメッセージなど、いろんな視点で書けるようになっている。
自分も自分を見つめ直すのにそのノート買ってみようかな、と思ってしまう。この先、何が起きるのか分からない、と考えたら、こういった自分を見つめる時間というのはあるに越したことはないのだろうと思う。
・一人で抱え込まない
出産したお母さんの中で、赤ちゃんが泣いてほとんど眠れず、社会からも取り残されたような気持ちになっている。その様子を見て、杉村先生が一人で抱え込まず、私たちに相談してくれていいといって寄り添う。
瞳が仕事中ぼーっとしている様子を見て、杉村先生は瞳に声をかけて、彼女の悩みを聞いてあげている。瞳に対しても一人で抱え込まなくていい、と伝えている。
カズくんが一人で悩んで芸人を辞めた、ということに対して瞳は、きっと一人で抱え込まず相談して欲しかったと思っていたのだと感じているのだろうと想像される。芸人を辞めたことよりも、相談してもらえなかったことが瞳にとって、すっきりしない要素になっているのではないか、と感じる場面だった。
・お父さんのせいでしょ
雅彦がカズくんに対して、辞めろといったから辞めたのか、根性がない、といって突き放している。彼らが帰って行った後に、瞳が雅彦に対して、
「こんなことになっているのはお父さんのせいでしょ」
と言ってしまう。本心と本心ではない気持ち。両方なのだと思う。どこかこのやり場のない気持ちをぶつけたくて、それでいて本当はそうは思っていない。どっちとも言えない心境が見て取れる。
このどうしようもない状況の時、どうしても責任の所在をどこかに求めてしまう。それが父親の死の宣告に持っていくのは違うようにも思うし、かといって、変化を起こしたことに変わりはない。
いずれ人は死ぬものといかに割り切れるか。理解しても、気持ちは受け付けないものなのだろうね。自分はあまり深く考えないようにしている。どんな心境なのか。
瞳が思い悩んでいるのが痛いほどに伝わってくる1話だった。
前話感想→こちら
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それでは、また次回!
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