こんにちは、Dancing Shigekoです!
次はどの生徒の信頼を得るのか。
今回は国内ドラマ『放課後カルテ』第2話を紹介します!
[内容]
#2 命を落としたら、かっこいいもクソもない
牧野先生は人殺し。その噂が広まっていく。代理ミュンヒハウゼン症候群。みんなに注目されるために病気を大袈裟に報告しているだけかもと言って、全学年が牧野先生を避けるようになっていく。蓮本は冴島に止められていたけれど、保健室に行き、IgA血管炎と診断されていた。
冴島は四年生の西原が木から落ちていたそうにしているのを目撃するが、本人が大丈夫というので、そのままにしていた。後日、西原が三島と一緒に木登りをしようとすると西原が倒れる。牧野の診断では緊張性気胸。緊急入院して治療を受けていた。三島に危険なことをやめさせようと、牧野は、病院に連れて行き寝たきりの子供の病室で命の脆さを教えていた。
冴島は弟が外で遊びたいと言っていたのが心に引っかかっていた。そんな中、帰り道で男性が神社のところで倒れるのを目撃するのだった。
[感想]
牧野が生徒に命の脆さを教える1話。
・サクサク治療
前回も今回も一話で二人の症状を診察している。結構、一人当たりにかける時間が短い。国内ドラマ『ビリオンスクール』は一話で一人の生徒の心を開いていく感じだったから、だいぶテンポが速く感じる。この勢いだと、ほとんどの生徒が一度は怪我になりそうな気配と思うほど。
そしてみんないろんな症状を持ってくる。IgA血管炎や緊張性気胸、前回ツツガムシ病、鳴子プレシーと言った感じで、あまり聞かないものが多い。病気についての知識も増えて行きそうな感じ。いろんな発見があっていい。
・無愛想だけど生徒のことを思っている
患者を殺したという噂が広まって保健室に生徒が来なくなる。変な貼り紙が貼られる。その被害に遭っているのに、篠谷からは愛想がないからだと咎められている。その言葉が答えたのか、保健室にいるいないが一目で分かるように動向表を準備している。生徒たちに入って来やすくするためと工夫をしている。生徒からダメ出しされて、素直に協力を仰いでいる。
また子供たちが先生のお願い・注意を聞いてくれやしない、と嘆いていると、牧野が率先して四年生の生徒に対して命の脆さを教えている。
無愛想なだけで、命を大切にしたいという気持ちは同じ。その気持ちが生徒たちに理解してもらえる日はくるのか。
・どんなに嫌っていても
弟を助けてくれなかった、というのが冴島が牧野を嫌う理由。それでも目の前で倒れている男性を見かけたら、AEDを準備したり、牧野に電話して相談している。どんなに嫌っていても、牧野を頼っている。そして的確なフォローをもらえて、駆けつけてきてくれて、さらに男性の命が助かったのは冴島のおかげと彼女の行動を認めてくれて、牧野が悪い人ではないと感じ始めている。
それだけに弟を見捨てたというのが何を意味しているのか。そこには納得のいく事実が隠れているのか。小学生にはわからない何かが起きていたのか。
牧野の命に対する姿勢が非常によく伝わってくる一話だった。
前話感想→こちら
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それでは、また次回!
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