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アニメ『メジャー 第1シーズン』第26話(最終話) 撃破!そして…

執筆者の写真: Dancing ShigekoDancing Shigeko

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 勝負の行方は?


 今回はアニメ『メジャー 第1シーズン』第26話(最終話)を紹介します!


[内容]

#26(最終話) さよならは言わない

 吾郎は涼子の直球をライトへ運ぶ。全力で走って、一気に三塁まで向かう。返球が吾郎のヘルメットに当たって、逸れていく。その間に吾郎はホームまで必死に走ってサヨナラ勝利。

 その後、吾郎は肩の負傷に全治1ヶ月と言われ、次の試合はセンターで出場。試合は負けて大会は4位で終わる。大会後、吾郎は治療に専念する。茂野と星野が結婚する。そして春休みが終わりごろは福岡に転校するのだった。


[感想]

 横浜リトルとの試合が終わる1話。

・渾身のスイング

 どう見ても体力が残っていない吾郎。当たっても詰まるだろうと寿也は考えていたと思われる。ところが打球はライトまで伸びていく。として、ライトギリギリのところに落ちて外へと転がっていく。

 ここまで行くと、吾郎の執念、気迫勝ちと言う印象。試合と言うのは最後まで諦めず、頑張れば何が起きるか分からないというのを伝えたかったのかなと感じる展開だった。


・本気で怒ってくれる人

 おとさんと星野の時にも感じたけれども、恋愛に関しては結構展開が早い。気づけば茂野と星野が結婚。スピード婚のよう見える。そんな2人の関係の早さはさておき印象的だったのは、そのちょっと前の場面。

 吾郎が医者から絶対安静と言われていたにもかかわらず、こっそり投球練習をしている。そこを偶然茂野に見られる。茂野はたまらず、吾郎のところに駆け寄っていきビンタしている。そして叱りつけている。

 吾郎は父親ヅラするなといって不貞腐れて帰っていく。しかし、帰ってから茂野の手紙を読んで思い直す。謝りに行こうと思って出掛けていくとそこに茂野がいる。吾郎が言うには、本気になって叱ってくれる人がかーさん以外にいてくれるのが嬉しかったという。

 本気で自分のためを思って叱ってくれていると感じる吾郎。人ができていると感心。叱られたり、注意されても、それを叱る側が悪いと考える子供が多いと思われる中で、これだけできた子供というのは羨ましい。


・残された人たちの気持ち

 吾郎はおとさんが亡くなった時から「さよなら」は言わないと決めているんだと言う。

 しかし、吾郎一人の一方通行の気持ちでいいのだろうか。何も言わずにいなくなると言うのは、残された側、信じていた人たち、次の対戦に向けて闘志を燃やしていた人たちからしてみたら、裏切りに見えないのだろうか。

 まして小学生である仲間にしてみたら、理解できないのではなかろうか。戻ってきた時に、みんなどんな反応をするのか。敵意剥き出しのものも中には出てくるのではなかろうか。


 目標の横浜リトルを倒すところは達成した吾郎、次なる場所ではどんな目標を持っていくのか、次シーズンも引き続き、気になる一話だった。


 前話感想こちら


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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