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独り言:本を一冊読み終わる時



 こんにちは、Dancing Shigekoです!

 小学生の頃は読書感想文を書くのがすごく苦手だった。その主な理由は一冊本を最後まで読むのが、得意ではなかったことがある。小学生の頃は本を最後まで読み切ったことがなかったのではないかと思う。

 中学生になっても、本を読むのが苦手で、この頃も最後まで読み終わった本はなかったように記憶している。

 高校生になり、電車通学が始まる。この変化が転機になった。電車に乗っている時間に何かしようと思って読書を始めてみた。確か、手に取った本は『ドラゴンクエスト』だったと思う。今思えば、高校生の読む本としては、やや幼い感じもする。そして初めて最後まで読み終わった。

この時は、達成感を覚えたものである。

 しばらく『ドラゴンクエスト』シリーズの小説を読み進め、やがて友人が紹介してくれた、村上春樹の『ノルウェーの森』を読んでみた。そこから村上春樹作品を一気に読み進めていき、『羊をめぐる冒険』で小説の世界の魅力を知って、いろんなものを読んでいくようになっていった。

 今では一冊読み終わることに慣れてしまって、読み終わった時の達成感が少なくなってしまっているけれど、それでも本を読み終わった時の一つの世界が完結したと感じる瞬間は楽しいもの。

 こうした楽しみがあるというのはいいものだし、これからももっともっとたくさん体験していきたい。映画や読書、ドラマなど終わった時に、一つ世界が増えていく感じをこれからも大切にしていきたい。そして次は自分自身が何か、世界を作り出す側になれたらと思う。


 皆様は小説、どのくらい読まれていますか。


 それでは、また明日!


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