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漫画『進撃の巨人』34巻(最終巻)そして時は静かに流れていく

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 2021年10月10日
  • 読了時間: 2分

更新日:2021年10月11日



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 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 読み終わってから2ヶ月ほど時が流れてしまった。もう一度、読み直してみたいと感じる。


 今回は漫画『進撃の巨人』34巻(最終巻)を紹介します。


[内容]

第135話 天と地の戦い

第136話 心臓を捧げよ

第137話 巨人

第138話 長い夢

最終話 あの丘の木に向かって

の全5話を収録。


 エレン率いる巨人と決戦。一時はアルミンらが劣勢に立たされるが、アニが飛行型巨人となって救出する。そしてリヴァイ、アルミン、そしてミカサが最後の力を振り絞って、エレンの暴走を止めに行くのだった。


[感想]

 ついに完結。エレンと幼馴染のミカサ、アルミンが事態を収束させる一冊。

・ミカサが走る

 暴走を続けるエレン。彼を止めることができるのは、最初からミカサしかいなかったのだと思う。ミカサの手によって決着した長い夢は、悲しくも、温かい終わり方と感じてしまった。


・果たしてそこにはどんな世界が築き上げられるのか

 エレンが暴走したことでエルディアが再び力を得た。そんな結論に見える終わり方。そのエルディア人をヒストリアが引っ張っていく。そんな気配を感じさせる終わり方。そんな世界でミカサは一人、木のところで生活している。その構図が実に寂しくも、それでいて安堵。


・アルミンは連合国大使に

 ヒストリアと交渉するのがアルミン。パラディ島に向かう。戦いが終わったようで、まだエルディアと連合国という形で対立の気配を残す。人は結局、いつまでも戦いを続けていくものなのだと暗示するようにも思われる終わり方。

 そんなことだからエレンは地鳴らしをして人類を殲滅しようとしたのだろう。世の中の縮図を表したかったのかと感じずにはいられない最終話だった。


 再び静かな生活をミカサは送っていく。その姿が印象的な一冊だった。


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!




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