漫画『仕事で絶対ミスしない技術』定期的に仕事の仕方を振り返り
- Dancing Shigeko

- 2023年9月1日
- 読了時間: 4分

こんにちは、Dancing Shigekoです!
今回は漫画『仕事で絶対ミスしない技術』を紹介します!
[基本情報]
著者:鈴木真理子
マンガ:桃山あおい
出版社:宝島社
出版年:2018年
ページ数:191ページ
[登場人物]
松本千夏
WICYメディアカンパニー メディア事業部第二編集部ディレクター見習い。
そそっかしく、仕事の要領が悪い。
嘉門美沙
WICYメディアカンパニー メディア事業部第一編集部ディレクター。
かなり切れ味抜群な感じの女性。28歳でディレクター、かなりできそう。
[内容]
松本千夏が隣の部門の嘉門美沙と一緒に夕日ビールの仕事に取り組む。ミスパーフェクトと呼ばれる美沙の指導で千夏はミスミステイクの汚名を徐々に解消して行く仕事の質へと変わって行くのだった。
[感想]
全五章からなる仕事でミスをなくす方法を紹介する実用書。
・構成は
漫画と説明文の構成。漫画だけ流し読みをしたのでは、著者が紹介したいテクニックは全部載っていない展開。説明の方が14項目に分かれていて、漫画の内容に関連する詳細説明。
漫画だけでサマリーが掴めないのは残念な構成。
説明文の方は見出しだけ読むのでも十分と言う印象。
・対象者は…
社会人経験の少ない新人向けの内容と言う印象。
4、5年目くらいまでかな?
作中に登場する嘉門美沙は28歳で最後には課長に昇進という世界観で、若手が読んで若くして管理職になれるという希望を持つきっかけになるのはいいかもしれない。
・共感ポイント
<メールで報告済みは間違い>
メールを送ったで報告完了と思ってはいけない。これ、最近自分の仕事でもあったこと。重要なことは口頭が基本だと思う。メールで書いたから伝えているは間違い。
ただどこまでが口頭報告が必要かと言ったら迷いそう。ものづくりの場に関わる人ならば自分の内容がQCD(品質・コスト・納期)に影響があると思うものだろうか。
<長文メールの悪>
要点をたくさん書き出してスクロールをしないといけない長文メールがある。こう言うのは良くないと紹介。非常に共感。メールで長々書かれたら正直読める気がしない。
<ほったらかしのドキュメント>
デスクの引き出しに長らく放置されているドキュメント。この処分に困ることがある。研修の資料は、特に困るところ。たまにしか見ない、というのは共感。そう言ったドキュメントはPDFにして、原紙を廃棄するというのも選択肢としてあるな、というのが発見だった。
・実践しようと思ったポイント
<ファイル編集はコピーファイルを>
私は似たような資料を作る時にオリジナルファイルを開き、名前をつけて保存をしてから編集をする。しかしこれがよくポカミスである程度編集した後に間違って上書き保存してしまう。そういったミスを防ぐために、先にファイルのコピーを作って編集というやり方。ミス防止に当たり前のようで意外とできていない。これは実践したい。
<先にファイル添付>
メールを作成し終わって、添付ファイルを送信。よくある仕事。そして添付忘れもよくあること。順番をちょっと変えるだけでそのミスが減る。ファイルを先にメールに添付してから、本文を作成する。確かにこのやり方なら添付忘れは防止できる。
私の場合、ファイルを作成して、すぐに添付ということをする。そしてよく失敗しそうになるのが、ファイルを保存する前に添付してしまい、情報が古いファイルが送られるという問題。このミス防止には閉じたファイルを添付するようにした方が良いのだと思う。
<3分の壁>
メールを作成し始めても3分くらいかかっても書き上げられないような場合、口頭の方が早いというのは一つの目安として参考になった。
メールを書くのに時間がかかるなぁと思うことがあるけれど、口頭にするかの目安として3分。覚えておきたいと思った。
ターゲットは若手という感じではあったけれど、それでも発見の得られる一冊だった。
読了日:2023年9月1日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!



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